「膝関節で正しいのはどれか」の過去問まとめ(作業療法士国家試験・3問)
作業療法士国家試験では「膝関節で正しいのはどれか」という問い方が、第59回〜第61回のあいだに3回出題されています。各回の選択肢・正答・解説の要点を1ページにまとめました。同じ問い方でも、回によって正答になる記述は変わります。並べて読むと、くり返し問われている知識が見えてきます。
各回で正答になった選択肢(=正しい記述)
- 第61回 午前第74問1. 内側半月板は内側側副靱帯と結合している。
- 第60回 午後第70問5. 屈曲の最終可動域に近づくにつれ滑り運動となる。
- 第59回 午後第71問1. 膝関節は顆状関節である。
5. 完全伸展位に近づくと脛骨は大腿に対し外旋する。
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第61回 午前第74問(運動学)
膝関節で正しいのはどれか。
- 1. 内側半月板は内側側副靱帯と結合している。 ✓
- 2. 屈曲角度が増すと徐々に転がり運動が増える。
- 3. 大腿筋膜張筋は膝屈曲位で膝伸展に作用する。
- 4. 内側側副靱帯の幅は外側側副靱帯に比べ細い。
- 5. 膝関節内旋に作用する筋は大腿二頭筋である。
正答:1
内側半月板は内側側副靱帯(MCL)と線維的に結合しているため可動性が低く、外側半月板と比較して外力に対して逃げられないため損傷しやすい。
第60回 午後第70問(運動学)
膝関節で正しいのはどれか。
- 1. 関節面は内側顆より外側顆が広い。
- 2. 前十字靱帯は屈曲運動の制限となる。
- 3. 屈曲位から伸展すると下腿は内旋する。
- 4. 大腿骨と脛骨の長軸は一直線上にある。
- 5. 屈曲の最終可動域に近づくにつれ滑り運動となる。 ✓
正答:5
膝関節の運動学を問う問題です。
第59回 午後第71問(運動学)
膝関節で正しいのはどれか。
- 1. 膝関節は顆状関節である。 ✓
- 2. 内側半月はO字状の形状である。
- 3. 外側側副靱帯は屈曲時に緊張する。
- 4. 前十字靱帯は脛骨の後方への逸脱を防いでいる。
- 5. 完全伸展位に近づくと脛骨は大腿に対し外旋する。 ✓
正答:1・5
膝関節は顆状関節(condyloid joint)に分類され、完全伸展位に近づく際にはスクリューホームムーブメント(終末強制回旋:脛骨外旋)が生じる。
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