PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第44回 理学療法士国家試験 午後 第12問

解剖学第44回午後

第44回 理学療法士国家試験 午後 第12問(解剖学)の正答は 3 です。回外筋は橈骨神経(深枝=後骨間神経)支配です。

問題
正中神経支配でないのはどれか。
  1. 1. 円回内筋
  2. 2. 長母指屈筋
  3. 3. 回外筋 ✓
  4. 4. 短母指外転筋
  5. 5. 長掌筋

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 47.8%参考値

23人の初回解答から算出(2026年10月2日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — 回外筋

回外筋は橈骨神経(深枝=後骨間神経)支配です。他の4つはいずれも正中神経またはその分枝(前骨間神経・反回枝)に支配されます。


【各選択肢の解説】

1. 円回内筋
❌ 誤り(正中神経支配である)。上腕骨内側上顆・尺骨鈎状突起から橈骨中央外側面に付着し前腕を回内します。正中神経はこの筋の2頭の間を通り抜けます(円回内筋症候群の絞扼部位)。
2. 長母指屈筋
❌ 誤り(正中神経支配である)。正中神経の枝である前骨間神経が支配します。前骨間神経麻痺では長母指屈筋と深指屈筋(示指)が麻痺し、母指と示指でOKサインが作れなくなります(tear drop sign)。
3. 回外筋
✅ 正しい(正中神経支配ではない)。橈骨神経深枝が回外筋の2頭の間(Frohseのアーケード)を貫いて後骨間神経となるため、ここでの絞扼が後骨間神経麻痺の原因になります。
4. 短母指外転筋
❌ 誤り(正中神経支配である)。母指球筋のうち短母指外転筋・母指対立筋・短母指屈筋浅頭が正中神経(反回枝)支配です。手根管症候群で母指球が萎縮するのはこのためです。
5. 長掌筋
❌ 誤り(正中神経支配である)。上腕骨内側上顆から手掌腱膜に至る筋で、欠損することもある変異の多い筋です。

【試験対策ポイント】

前腕の回内・回外の神経支配は対で覚えます。回内=円回内筋(正中神経)・方形回内筋(前骨間神経)/回外=回外筋(橈骨神経深枝)・上腕二頭筋(筋皮神経)。前腕屈筋群のうち正中神経支配でないのは尺側手根屈筋と深指屈筋の尺側半(環指・小指)の2つだけで、これらは尺骨神経支配です。「屈筋は原則正中、例外は尺側の2つ、伸筋と回外筋は橈骨」と整理すると解けます。

📗 PTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「解剖学」第5章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

PT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 全36冊・全129章/過去問18回分(第44〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学・解剖学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(無料)
無料 / 全36冊・全129章。運動学・解剖学は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第44回 全問一覧

▶ 解剖学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)