PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第45回 理学療法士国家試験 午前 第54問

解剖学第45回午前

第45回 理学療法士国家試験 午前 第54問(解剖学)の正答は 3 です。大脳基底核は終脳に由来する灰白質の集まりで、尾状核・被殻・淡蒼球が中核です(機能的には視床下核・黒質も含めて扱われます)。

問題
大脳基底核はどれか。
  1. 1. 嗅球
  2. 2. 視床
  3. 3. 淡蒼球
  4. 4. 松果体
  5. 5. 歯状核

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — 淡蒼球

大脳基底核は終脳に由来する灰白質の集まりで、尾状核・被殻・淡蒼球が中核です(機能的には視床下核・黒質も含めて扱われます)。淡蒼球はレンズ核の内側部を占め、運動の調節に関わります。


【各選択肢の解説】

1. 嗅球
❌ 誤り。嗅球は嗅覚の一次中枢で、終脳の一部(嗅脳)ですが大脳基底核には含まれません。
2. 視床
❌ 誤り。視床は間脳の主要部で、嗅覚以外のすべての感覚を大脳皮質へ中継する部位です。
3. 淡蒼球
✅ 正しい。被殻とともにレンズ核を構成する大脳基底核の要素で、線条体からの入力を受け視床へ出力します。
4. 松果体
❌ 誤り。松果体は間脳(視床上部)にある内分泌器官で、メラトニンを分泌し概日リズムを調節します。
5. 歯状核
❌ 誤り。歯状核は小脳核のうち最大のもので、小脳半球の出力核です。

【試験対策ポイント】

大脳基底核の組み合わせ用語は必ず整理しておきます。線条体=尾状核+被殻レンズ核=被殻+淡蒼球新線条体=尾状核+被殻/旧線条体=淡蒼球。障害像も頻出で、黒質の変性=Parkinson病(無動・固縮・振戦)線条体(尾状核)の変性=Huntington病(舞踏運動)視床下核の障害=ヘミバリズムです。視床・松果体は間脳、歯状核は小脳と区別しましょう。

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