第45回 理学療法士国家試験 午後 第49問
理学療法管理学第45回午後
第45回 理学療法士国家試験 午後 第49問(理学療法管理学)の正答は 5 です。一次救命処置(BLS)の手順は、まず周囲の安全を確認し、次に肩を叩きながら大声で呼びかけて「反応(意識)」を確認します。
問題
倒れている人を見つけたときに最初に行うのはどれか。なお、倒れた瞬間は目撃しておらず、一見して自発運動はみられない。
- 1. 自動体外式除細動器(AED)を取りに行く。
- 2. 呼吸の有無を確認する。
- 3. 大声で他の人を呼ぶ。
- 4. 人工補助呼吸を行う。
- 5. 意識を確認する。 ✓
正答:5番
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解説
■ 正答:5番 — 意識を確認する。
一次救命処置(BLS)の手順は、まず周囲の安全を確認し、次に肩を叩きながら大声で呼びかけて「反応(意識)」を確認します。反応がないと判断してはじめて、大声で応援を呼び、119番通報とAEDの手配を依頼し、続いて呼吸を確認してCPRへ進みます。
【各選択肢の解説】
1. 自動体外式除細動器(AED)を取りに行く。
❌ 誤り。AEDの手配は反応がないことを確認した後で、しかも原則として周囲の人に依頼します。発見者が最初に現場を離れるのは適切ではありません。
❌ 誤り。AEDの手配は反応がないことを確認した後で、しかも原則として周囲の人に依頼します。発見者が最初に現場を離れるのは適切ではありません。
2. 呼吸の有無を確認する。
❌ 誤り。呼吸の確認(10秒以内、死戦期呼吸の有無を含む)は、反応の確認と応援要請の後に行います。
❌ 誤り。呼吸の確認(10秒以内、死戦期呼吸の有無を含む)は、反応の確認と応援要請の後に行います。
3. 大声で他の人を呼ぶ。
❌ 誤り。応援要請は正しい行動ですが、順序としては反応の確認をして「反応なし」と判断した直後に行います。
❌ 誤り。応援要請は正しい行動ですが、順序としては反応の確認をして「反応なし」と判断した直後に行います。
4. 人工補助呼吸を行う。
❌ 誤り。人工呼吸は胸骨圧迫と組み合わせて行うもので、最初の行為ではありません。訓練を受けていない場合は胸骨圧迫のみでも構いません。
❌ 誤り。人工呼吸は胸骨圧迫と組み合わせて行うもので、最初の行為ではありません。訓練を受けていない場合は胸骨圧迫のみでも構いません。
5. 意識を確認する。
✅ 正しい。安全確認の次に行うのが反応(意識)の確認で、これがすべての判断の起点になります。
✅ 正しい。安全確認の次に行うのが反応(意識)の確認で、これがすべての判断の起点になります。
【試験対策ポイント】
BLSアルゴリズムは順序を丸暗記する。①周囲の安全確認、②反応(意識)の確認(肩を叩いて呼びかける)、③反応なしと判断したら大声で応援を呼び119番通報とAEDを依頼、④呼吸の確認(10秒以内。死戦期呼吸は心停止として扱う)、⑤胸骨圧迫の開始(深さ約5 cm、100〜120回/分、圧迫30:換気2)、⑥AED到着後ただちに装着し音声指示に従う。
胸骨圧迫は中断を最小限にし、圧迫解除では完全に胸を戻す。心停止の判断に脈拍触知は必須とされておらず、「反応なし+正常な呼吸なし」で胸骨圧迫を開始するのが現在の標準。
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