第45回 理学療法士国家試験 午後 第56問
解剖学第45回午後
第45回 理学療法士国家試験 午後 第56問(解剖学)の正答は 1 です。眼球壁は外側から外膜(線維膜)=角膜+強膜、中膜(ぶどう膜)=虹彩+毛様体+脈絡膜、内膜=網膜の3層です。
問題
正しいのはどれか。
- 1. 眼球外膜は角膜と強膜とからなる。 ✓
- 2. 眼球運動は4種類の外眼筋が行う。
- 3. 水晶体は虹彩の前面にある。
- 4. 毛様体は強膜の外側にある。
- 5. 網膜は硝子体の全面を覆っている。
正答:1番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 48%参考値
25人の初回解答から算出(2026年10月2日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 眼球外膜は角膜と強膜とからなる。
眼球壁は外側から外膜(線維膜)=角膜+強膜、中膜(ぶどう膜)=虹彩+毛様体+脈絡膜、内膜=網膜の3層です。外膜のうち前方1/6の透明な部分が角膜、残りの白い部分が強膜です。
【各選択肢の解説】
1. 眼球外膜は角膜と強膜とからなる。
✅ 正しい。眼球の最外層である線維膜が、前方の角膜と後方の強膜に分かれます。
✅ 正しい。眼球の最外層である線維膜が、前方の角膜と後方の強膜に分かれます。
2. 眼球運動は4種類の外眼筋が行う。
❌ 誤り。外眼筋は上直筋・下直筋・内側直筋・外側直筋・上斜筋・下斜筋の6種類です。外側直筋は外転神経、上斜筋は滑車神経、残り4筋は動眼神経が支配します。
❌ 誤り。外眼筋は上直筋・下直筋・内側直筋・外側直筋・上斜筋・下斜筋の6種類です。外側直筋は外転神経、上斜筋は滑車神経、残り4筋は動眼神経が支配します。
3. 水晶体は虹彩の前面にある。
❌ 誤り。水晶体は虹彩の後方にあり、毛様体小帯(Zinn小帯)で毛様体につながれています。
❌ 誤り。水晶体は虹彩の後方にあり、毛様体小帯(Zinn小帯)で毛様体につながれています。
4. 毛様体は強膜の外側にある。
❌ 誤り。毛様体は中膜(ぶどう膜)の一部で、強膜の内側にあります。
❌ 誤り。毛様体は中膜(ぶどう膜)の一部で、強膜の内側にあります。
5. 網膜は硝子体の全面を覆っている。
❌ 誤り。視細胞をもつ網膜視部が広がるのは眼球後方の内面で、鋸状縁より前方は毛様体・虹彩の裏面を覆う盲部です。硝子体の前面は水晶体・毛様体小帯に接しており、網膜が全面を覆っているわけではありません。
❌ 誤り。視細胞をもつ網膜視部が広がるのは眼球後方の内面で、鋸状縁より前方は毛様体・虹彩の裏面を覆う盲部です。硝子体の前面は水晶体・毛様体小帯に接しており、網膜が全面を覆っているわけではありません。
【試験対策ポイント】
眼球3層構造は「外膜=角膜・強膜/中膜=虹彩・毛様体・脈絡膜/内膜=網膜」とセットで暗記します。
近くを見るときは、毛様体筋が収縮→毛様体小帯が弛緩→水晶体が自らの弾性で厚くなる、という順序です。「筋が縮むのに小帯は緩む」という逆転がひっかけどころ。加齢で水晶体の弾性が落ちるのが老視です。
視覚経路も頻出:網膜→視神経→視交叉(鼻側線維が交叉)→視索→外側膝状体→視放線→後頭葉鳥距溝周囲の一次視覚野。
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