第45回 理学療法士国家試験 午後 第59問
解剖学第45回午後
第45回 理学療法士国家試験 午後 第59問(解剖学)の正答は 1 です。この設問は「誤っている組合せ」を選ぶ問題です。
問題
内分泌腺とその位置との組合せで誤っているのはどれか。
- 1. 上皮小体 ―― 甲状腺の前面 ✓
- 2. 下垂体 ―― トルコ鞍上面
- 3. 松果体 ―― 間脳の背面
- 4. 副腎 ―― 腎臓の上面
- 5. 胸腺 ―― 胸骨の背面
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 19%参考値
21人の初回解答から算出(2026年10月2日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 上皮小体 ―― 甲状腺の前面
この設問は「誤っている組合せ」を選ぶ問題です。上皮小体(副甲状腺)は甲状腺の後面に上下2対(計4個)が埋まるように位置しているため、「甲状腺の前面」としている1番が誤りであり、これが正答になります。
【各選択肢の解説】
1. 上皮小体 ―― 甲状腺の前面
❌ 誤り。上皮小体は甲状腺の後面にある米粒大の内分泌腺で、パラソルモンを分泌して血中カルシウム濃度を上げます。甲状腺全摘時に誤って摘除するとテタニーを起こします。
❌ 誤り。上皮小体は甲状腺の後面にある米粒大の内分泌腺で、パラソルモンを分泌して血中カルシウム濃度を上げます。甲状腺全摘時に誤って摘除するとテタニーを起こします。
2. 下垂体 ―― トルコ鞍上面
✅ 正しい。下垂体は蝶形骨のトルコ鞍(下垂体窩)に収まり、下垂体茎で視床下部とつながっています。
✅ 正しい。下垂体は蝶形骨のトルコ鞍(下垂体窩)に収まり、下垂体茎で視床下部とつながっています。
3. 松果体 ―― 間脳の背面
✅ 正しい。第三脳室後上壁、視床の後上方に位置し、メラトニンを分泌して概日リズムを調節します。
✅ 正しい。第三脳室後上壁、視床の後上方に位置し、メラトニンを分泌して概日リズムを調節します。
4. 副腎 ―― 腎臓の上面
✅ 正しい。左右の腎臓上極に接する三角形の腺で、皮質からステロイドホルモン、髄質からアドレナリンを分泌します。
✅ 正しい。左右の腎臓上極に接する三角形の腺で、皮質からステロイドホルモン、髄質からアドレナリンを分泌します。
5. 胸腺 ―― 胸骨の背面
✅ 正しい。前縦隔(胸骨柄の後方)にあり、T細胞の分化・成熟の場です。思春期以降は退縮して脂肪組織に置き換わります。
✅ 正しい。前縦隔(胸骨柄の後方)にあり、T細胞の分化・成熟の場です。思春期以降は退縮して脂肪組織に置き換わります。
【試験対策ポイント】
「誤っているのはどれか」型では、正しい4つを消していく作業が確実です。
内分泌腺と主なホルモンの対応も一緒に押さえます。上皮小体=パラソルモン(血中Ca上昇)に対し、甲状腺の傍濾胞細胞=カルシトニン(血中Ca低下)と作用が逆。副腎皮質=コルチゾール・アルドステロン、副腎髄質=アドレナリン。
副腎は皮質が中胚葉、髄質が外胚葉(神経堤)由来という発生の違いも問われます。
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