第46回 理学療法士国家試験 午前 第50問
理学療法管理学第46回午前
第46回 理学療法士国家試験 午前 第50問(理学療法管理学)の正答は 4 です。AEDが心電図を解析している間に患者に触れると、体動や電気的ノイズによって心リズムを誤判定する恐れがあります。
問題
自動体外式除細動器(AED)を用いた一次救命処置について正しいのはどれか。
- 1. 心肺停止を疑ったら、直ちに除細動を行う。
- 2. 実施者は手袋を装着する必要がある。
- 3. 成人と小児は同じ電極パッドを使用する。
- 4. AEDによる解析時は患者に触れない。 ✓
- 5. 除細動後は速やかに電極パッドをはがす。
正答:4番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:4番 — AEDによる解析時は患者に触れない。
AEDが心電図を解析している間に患者に触れると、体動や電気的ノイズによって心リズムを誤判定する恐れがあります。そのため「みなさん離れてください」と声をかけ、実施者を含め全員が患者から離れることが必須です(通電時も同様)。
【各選択肢の解説】
1. 心肺停止を疑ったら、直ちに除細動を行う。
❌ 誤り。手順は、反応の確認 → 119番通報とAED手配 → 呼吸の確認 → ただちに胸骨圧迫開始、です。除細動はAEDが到着して解析を行い、「ショックが必要」と判断された場合にのみ実施します(心静止や無脈性電気活動では適応外)。
❌ 誤り。手順は、反応の確認 → 119番通報とAED手配 → 呼吸の確認 → ただちに胸骨圧迫開始、です。除細動はAEDが到着して解析を行い、「ショックが必要」と判断された場合にのみ実施します(心静止や無脈性電気活動では適応外)。
2. 実施者は手袋を装着する必要がある。
❌ 誤り。感染防護の観点から装着が望ましいものの必須ではなく、手袋がないことを理由に救命処置を遅らせてはいけません。
❌ 誤り。感染防護の観点から装着が望ましいものの必須ではなく、手袋がないことを理由に救命処置を遅らせてはいけません。
3. 成人と小児は同じ電極パッドを使用する。
❌ 誤り。未就学児(およそ6歳未満)にはエネルギーを減衰させる小児用パッド/小児用モードを使用します。小児用がない場合は成人用で代用可能ですが、成人に小児用パッドを使ってはいけません。
❌ 誤り。未就学児(およそ6歳未満)にはエネルギーを減衰させる小児用パッド/小児用モードを使用します。小児用がない場合は成人用で代用可能ですが、成人に小児用パッドを使ってはいけません。
4. AEDによる解析時は患者に触れない。
✅ 正しい。解析中・通電中は患者から離れ、通電後はただちに胸骨圧迫を再開します。
✅ 正しい。解析中・通電中は患者から離れ、通電後はただちに胸骨圧迫を再開します。
5. 除細動後は速やかに電極パッドをはがす。
❌ 誤り。パッドは貼ったままにします。AEDは2分ごとに自動で再解析を行うため、救急隊に引き継ぐまで装着を継続します。
❌ 誤り。パッドは貼ったままにします。AEDは2分ごとに自動で再解析を行うため、救急隊に引き継ぐまで装着を継続します。
【試験対策ポイント】
一次救命処置(BLS)の要点は数値で覚えます。胸骨圧迫は胸骨の下半分を約5cm(6cmを超えない)沈む深さで、100〜120回/分、圧迫の中断は10秒以内、圧迫30回:人工呼吸2回。電極パッドは右前胸部(鎖骨下)と左側胸部に貼り、貼付時も胸骨圧迫はできるだけ中断しません。注意点として、胸毛が濃い場合は除毛、濡れていれば水分を拭き取る、貼付薬は剥がして薬剤を拭う、ペースメーカーや植込み型除細動器の膨らみからは3cm以上離して貼るがあります。訓練を受けていない救助者や、人工呼吸をためらう場合は胸骨圧迫のみのCPRを行います。
📗 PTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「リハビリテーション医学」該当の章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く全科目セット 850円・買い切り / 12科目・全84章。運動学・解剖学・生理学は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚18年分・約3,595問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
スポンサーリンク(広告)