第46回 理学療法士国家試験 午前 第95問
リハビリテーション医学第46回午前
第46回 理学療法士国家試験 午前 第95問(リハビリテーション医学)の正答は 1 です。Shaker(シャキア)法は嚥下障害に対する間接訓練の代表で、頭部挙上訓練とも呼ばれます。
問題
嚥下障害に対する治療法はどれか。
- 1. Shaker(シャキア)法 ✓
- 2. DeLorme(デローム)法
- 3. Jakobson(ヤコブソン)法
- 4. Codman(コッドマン)体操
- 5. Buerger-Allen(バージャー・アレン)体操
正答:1番
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解説
■ 正答:1番 — Shaker(シャキア)法
Shaker(シャキア)法は嚥下障害に対する間接訓練の代表で、頭部挙上訓練とも呼ばれます。仰臥位で肩を床につけたまま頭部のみを挙上してつま先を見る運動を行い、舌骨上筋群を強化して喉頭挙上と食道入口部(輪状咽頭筋)の開大を改善します。
【各選択肢の解説】
1. Shaker(シャキア)法
✅ 正しい。頭部挙上運動により舌骨上筋群を強化する嚥下訓練です。等尺性の挙上保持と反復挙上を組み合わせて実施します。
✅ 正しい。頭部挙上運動により舌骨上筋群を強化する嚥下訓練です。等尺性の挙上保持と反復挙上を組み合わせて実施します。
2. DeLorme(デローム)法
❌ 誤り。漸増抵抗運動による筋力増強法です。10RMを基準に、その50%・75%・100%の負荷で各10回ずつ実施します。
❌ 誤り。漸増抵抗運動による筋力増強法です。10RMを基準に、その50%・75%・100%の負荷で各10回ずつ実施します。
3. Jakobson(ヤコブソン)法
❌ 誤り。漸進的筋弛緩法というリラクセーション技法です。筋を意図的に緊張させてから脱力する過程を繰り返し、緊張と弛緩の感覚を学習します。
❌ 誤り。漸進的筋弛緩法というリラクセーション技法です。筋を意図的に緊張させてから脱力する過程を繰り返し、緊張と弛緩の感覚を学習します。
4. Codman(コッドマン)体操
❌ 誤り。振り子運動(アイロン体操)で、体幹を前傾させて上肢を脱力し、振り子のように動かします。肩関節周囲炎に対する自動介助運動です。
❌ 誤り。振り子運動(アイロン体操)で、体幹を前傾させて上肢を脱力し、振り子のように動かします。肩関節周囲炎に対する自動介助運動です。
5. Buerger-Allen(バージャー・アレン)体操
❌ 誤り。閉塞性動脈硬化症やBuerger病など末梢循環障害に対する体操で、下肢の挙上・下垂・水平位を繰り返して側副血行路の発達を促します。
❌ 誤り。閉塞性動脈硬化症やBuerger病など末梢循環障害に対する体操で、下肢の挙上・下垂・水平位を繰り返して側副血行路の発達を促します。
【試験対策ポイント】
嚥下訓練は間接訓練(食物を用いない)と直接訓練(実際に食べる)に大別されます。
- 間接訓練:Shaker法(頭部挙上)、メンデルソン手技(喉頭挙上位の保持)、アイスマッサージ(前口蓋弓の寒冷刺激)、ブローイング訓練(鼻咽腔閉鎖)、pushing exercise(声門閉鎖)、舌・口唇の運動、頸部ROM訓練
- 直接訓練:頸部前屈(顎引き)姿勢、リクライニング30度、健側を下にした頸部回旋(患側の梨状窩を閉じる)、交互嚥下、複数回嚥下、食形態の調整(とろみ付与)
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