第46回 理学療法士国家試験 午前 第99問
臨床心理学第46回午前
第46回 理学療法士国家試験 午前 第99問(臨床心理学)の正答は 2 です。パニック発作は、突然の動悸・発汗・呼吸困難・胸痛・めまいと「死ぬのではないか」という強い恐怖が数分でピークに達する発作です。
問題
パニック発作に関して正しいのはどれか。
- 1. 健忘を残す。
- 2. 予期不安がある。 ✓
- 3. 転換症状である。
- 4. 脳波で棘徐波を認める。
- 5. フラッシュバックを伴う。
正答:2番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2番 — 予期不安がある。
パニック発作は、突然の動悸・発汗・呼吸困難・胸痛・めまいと「死ぬのではないか」という強い恐怖が数分でピークに達する発作です。発作を繰り返すうちに「また起こるのではないか」という予期不安が生じ、これが広場恐怖や回避行動につながることがパニック症の中核です。
【各選択肢の解説】
1. 健忘を残す。
❌ 誤り。発作中も意識は清明で、発作の内容ははっきり記憶されています。健忘を残すのはてんかん発作(複雑部分発作・全般発作)や解離性健忘です。
❌ 誤り。発作中も意識は清明で、発作の内容ははっきり記憶されています。健忘を残すのはてんかん発作(複雑部分発作・全般発作)や解離性健忘です。
2. 予期不安がある。
✅ 正しい。発作そのものに加え、予期不安と回避行動(電車やエレベーターを避ける、外出できなくなる)が生活障害の主因となります。
✅ 正しい。発作そのものに加え、予期不安と回避行動(電車やエレベーターを避ける、外出できなくなる)が生活障害の主因となります。
3. 転換症状である。
❌ 誤り。転換症状は心理的葛藤が運動麻痺・失立失歩・失声などの身体症状に置き換わるもので、解離性(転換性)障害の症状です。パニック発作は不安症群に分類されます。
❌ 誤り。転換症状は心理的葛藤が運動麻痺・失立失歩・失声などの身体症状に置き換わるもので、解離性(転換性)障害の症状です。パニック発作は不安症群に分類されます。
4. 脳波で棘徐波を認める。
❌ 誤り。棘徐波複合はてんかんの脳波所見です(欠神発作の3Hz棘徐波が代表)。パニック発作では脳波は正常です。
❌ 誤り。棘徐波複合はてんかんの脳波所見です(欠神発作の3Hz棘徐波が代表)。パニック発作では脳波は正常です。
5. フラッシュバックを伴う。
❌ 誤り。フラッシュバックはPTSDの再体験症状や、覚せい剤・幻覚薬の使用後にみられるものです。パニック発作には外傷体験の再体験という要素はありません。
❌ 誤り。フラッシュバックはPTSDの再体験症状や、覚せい剤・幻覚薬の使用後にみられるものです。パニック発作には外傷体験の再体験という要素はありません。
【試験対策ポイント】
パニック発作の特徴を整理します。
- 症状:動悸、発汗、震え、息苦しさ、窒息感、胸痛、嘔気、めまい、現実感消失、死への恐怖、異常感覚
- 経過:数分以内にピークに達し、20〜30分、長くても1時間以内に自然軽快する
- 検査:身体的異常なし。脳波・心電図・血液検査は正常
- 三徴:パニック発作 → 予期不安 → 広場恐怖(回避行動)
- 治療:SSRI(薬物療法)+認知行動療法(曝露療法・呼吸法)
リハビリテーション場面では、発作時に落ち着いた声で「命に関わるものではない」と伝え、呼吸を整えるよう促す対応が問われます。
📗 PTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「臨床心理学」該当の章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く全科目セット 850円・買い切り / 12科目・全84章。運動学・解剖学・生理学は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚18年分・約3,595問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
スポンサーリンク(広告)