PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第46回 理学療法士国家試験 午後 第52問

解剖学第46回午後

第46回 理学療法士国家試験 午後 第52問(解剖学)の正答は 1 です。角回は上側頭溝の後端を取り囲むように位置し、縁上回とともに下頭頂小葉を構成する頭頂葉の回です。

問題
頭頂葉にあるのはどれか。
  1. 1. 角回
  2. 2. 帯状回
  3. 3. 歯状回
  4. 4. 海馬傍回
  5. 5. 中心前回

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 角回

角回は上側頭溝の後端を取り囲むように位置し、縁上回とともに下頭頂小葉を構成する頭頂葉の回です。優位半球の角回が障害されるとGerstmann症候群(失書・失算・左右失認・手指失認)をきたします。


【各選択肢の解説】

1. 角回
✅ 正しい。頭頂葉下部(下頭頂小葉)の回で、視覚・聴覚・体性感覚を統合する連合野です。
2. 帯状回
❌ 誤り。脳梁を取り巻く大脳半球内側面の回で、辺縁葉(大脳辺縁系)に属します。
3. 歯状回
❌ 誤り。海馬体を構成する皮質の一部で、側頭葉内側面にあります。
4. 海馬傍回
❌ 誤り。海馬に隣接する側頭葉内側面の回で、嗅内野を含みます。
5. 中心前回
❌ 誤り。中心溝の前方にある前頭葉の回で、一次運動野(Brodmann 4野)です。

【試験対策ポイント】

「その回がどの葉にあるか」は解剖の頻出テーマです。

代表的な回
前頭葉中心前回(一次運動野)、上・中・下前頭回
頭頂葉中心後回(一次体性感覚野)、縁上回、角回
側頭葉上・中・下側頭回、海馬傍回、歯状回
後頭葉鳥距溝周囲(一次視覚野)、舌状回、楔部
辺縁葉帯状回、海馬傍回

縁上回=伝導失語角回=Gerstmann症候群という対応もセットで押さえておきましょう。

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