PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第46回 理学療法士国家試験 午後 第59問

解剖学第46回午後

第46回 理学療法士国家試験 午後 第59問(解剖学)の正答は 2 です。回外筋は上腕骨外側上顆・尺骨回外筋稜から起こり、橈骨近位部を巻くように停止する深層筋です。

問題
皮下組織直下に筋腹を触知できないのはどれか。
  1. 1. 上腕筋
  2. 2. 回外筋 ✓
  3. 3. 円回内筋
  4. 4. 尺側手根伸筋
  5. 5. 長橈側手根伸筋

正答:2番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 48.1%参考値

27人の初回解答から算出(2026年10月2日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 回外筋

回外筋は上腕骨外側上顆・尺骨回外筋稜から起こり、橈骨近位部を巻くように停止する深層筋です。体表からは腕橈骨筋・長短橈側手根伸筋・総指伸筋などに覆われているため、皮下組織の直下で筋腹を触れることはできません。


【各選択肢の解説】

1. 上腕筋
❌ 誤り(触知できる)。上腕遠位部で上腕二頭筋の内側縁・外側縁からはみ出す部分を、肘屈曲時に皮下で触れられます。
2. 回外筋
✅ 正しい(触知できない)。前腕近位背側の深層にあり、伸筋群に覆われて皮下からは触れません。
3. 円回内筋
❌ 誤り(触知できる)。肘窩の内側で、上腕骨内側上顆から斜め下外方へ走る筋腹を抵抗下の回内で触知できます。
4. 尺側手根伸筋
❌ 誤り(触知できる)。前腕背側の尺骨縁に沿って皮下に位置し、尺屈+背屈で明瞭に浮き出ます。
5. 長橈側手根伸筋
❌ 誤り(触知できる)。前腕背橈側の浅層にあり、握りこぶしを作って手関節を背屈させると触知できます。

【試験対策ポイント】

「触診できる/できない」は浅層筋か深層筋かで決まります。

  • 前腕で触れにくい深層筋:回外筋、方形回内筋、長母指屈筋、深指屈筋。
  • 上肢で触知しにくい代表:回外筋・方形回内筋・肩甲下筋(腋窩から一部のみ)・棘上筋(僧帽筋に覆われる)。
  • 下肢で触知しにくい代表:腸骨筋・小殿筋・後脛骨筋・膝窩筋。
  • 回外筋の2頭の間(Frohseのアーケード)を通る後骨間神経(橈骨神経深枝)は絞扼を受けやすく、後骨間神経麻痺(下垂指:手関節背屈は保たれ、手指MP伸展だけ不能)を起こします。回外筋はこの関連でも頻出です。
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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