第48回 理学療法士国家試験 午前 第57問
解剖学第48回午前
第48回 理学療法士国家試験 午前 第57問(解剖学)の正答は 4 です。前脛骨筋は下腿前面(前方コンパートメント)の筋で、深腓骨神経(L4〜L5)の支配です。
問題
脛骨神経支配でないのはどれか。
- 1. 膝窩筋
- 2. 足底筋
- 3. 腓腹筋
- 4. 前脛骨筋 ✓
- 5. ヒラメ筋
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 65.5%参考値
29人の初回解答から算出(2026年10月2日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 前脛骨筋
前脛骨筋は下腿前面(前方コンパートメント)の筋で、深腓骨神経(L4〜L5)の支配です。他の4つはいずれも下腿後面の筋で脛骨神経支配であり、前脛骨筋だけが例外となります。
【各選択肢の解説】
1. 膝窩筋
❌ 脛骨神経支配です。膝関節の内旋(screw home movementの解除)を行う後面深層の筋です。
❌ 脛骨神経支配です。膝関節の内旋(screw home movementの解除)を行う後面深層の筋です。
2. 足底筋
❌ 脛骨神経支配です。腓腹筋外側頭とヒラメ筋の間を走る細長い筋で、足関節底屈と膝関節屈曲にわずかに関与します。
❌ 脛骨神経支配です。腓腹筋外側頭とヒラメ筋の間を走る細長い筋で、足関節底屈と膝関節屈曲にわずかに関与します。
3. 腓腹筋
❌ 脛骨神経支配です。下腿三頭筋の浅層で、内側頭・外側頭ともに脛骨神経(S1〜S2)に支配されます。
❌ 脛骨神経支配です。下腿三頭筋の浅層で、内側頭・外側頭ともに脛骨神経(S1〜S2)に支配されます。
4. 前脛骨筋
✅ 脛骨神経支配ではありません。深腓骨神経(L4〜L5)支配で、足関節背屈と内がえしを行います。麻痺すると下垂足(鶏歩)となります。
✅ 脛骨神経支配ではありません。深腓骨神経(L4〜L5)支配で、足関節背屈と内がえしを行います。麻痺すると下垂足(鶏歩)となります。
5. ヒラメ筋
❌ 脛骨神経支配です。下腿三頭筋の深層で、立位保持における抗重力筋(S1〜S2)として重要です。
❌ 脛骨神経支配です。下腿三頭筋の深層で、立位保持における抗重力筋(S1〜S2)として重要です。
【試験対策ポイント】
・下腿のコンパートメントと神経の対応:前方=深腓骨神経(前脛骨筋・長趾伸筋・長母趾伸筋・第三腓骨筋)/外側=浅腓骨神経(長腓骨筋・短腓骨筋)/後方=脛骨神経(下腿三頭筋・後脛骨筋・長趾屈筋・長母趾屈筋・膝窩筋・足底筋)。
・腓骨神経麻痺(腓骨頭部の圧迫が原因)では下垂足+第1・2趾間背側の感覚障害。ギプス圧迫や長時間の下肢外旋位臥床で起こるので、PTのポジショニング指導で頻出。
・脛骨神経麻痺では踵足(つま先立ち不能)となり、Achilles腱反射が消失する。
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