PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第48回 理学療法士国家試験 午後 第56問

解剖学第48回午後

第48回 理学療法士国家試験 午後 第56問(解剖学)の正答は 5 です。中心溝の後方にある中心後回には一次体性感覚野(Brodmann 3野・1野・2野)があります。

問題
大脳の中心後回にあるのはどれか。
  1. 1. 運動前野
  2. 2. 前頭眼野
  3. 3. 補足運動野
  4. 4. 第二次視覚野
  5. 5. 第一次体性感覚野

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — 第一次体性感覚野

中心溝の後方にある中心後回には一次体性感覚野(Brodmann 3野・1野・2野)があります。反対側の身体からの触覚・圧覚・深部感覚を受け取り、体部位再現(感覚のホムンクルス)をもちます。


【各選択肢の解説】

1. 運動前野
❌ 誤り。前頭葉の6野外側部にあり、中心前回より前方に位置します。外的手がかりに基づく運動の準備・プログラミングに関与します。
2. 前頭眼野
❌ 誤り。前頭葉の中前頭回後部(8野)にあり、随意的な共同眼球運動を司ります。
3. 補足運動野
❌ 誤り。前頭葉の6野内側部にあり、内発的・系列的な運動の企画に関与します。パーキンソン病で機能低下が問題となる領域です。
4. 第二次視覚野
❌ 誤り。後頭葉の18野(一次視覚野17野の周囲)にある視覚連合野です。
5. 第一次体性感覚野
✅ 正しい。中心後回(3・1・2野)にあり、視床VPL核・VPM核を経由した対側の体性感覚情報を受けます。

【試験対策ポイント】

中心溝をはさんで前が運動(中心前回=4野・一次運動野)、後ろが感覚(中心後回=3-1-2野・一次体性感覚野)が絶対に外せない基本です。どちらも内側(大脳縦裂側)が下肢、外側(外側溝側)が顔面・手という体部位再現をもち、手・口唇の領域が不釣り合いに広い点が特徴(ホムンクルス)。臨床では「前大脳動脈領域の梗塞=下肢優位の麻痺・感覚障害」「中大脳動脈領域=上肢・顔面優位」という対応につながります。一次視覚野は後頭葉17野(鳥距溝周囲)、一次聴覚野は側頭葉41・42野(横側頭回)も併せて押さえます。

📗 PTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「解剖学」該当の章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

▶ この範囲のノートを開く
無料 / 12科目・全84章。運動学・解剖学・生理学は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
関連

▶ 第48回 全問一覧

▶ 解剖学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)