第48回 理学療法士国家試験 午後 第57問
解剖学第48回午後
第48回 理学療法士国家試験 午後 第57問(解剖学)の正答は 3 です。刺激伝導系の興奮は洞房結節→心房筋・房室結節→ヒス束(房室束)→左脚・右脚→Purkinje線維→心室筋の順に一方向へ伝わります。
問題
刺激の伝わる方向で正しいのはどれか。
- 1. 左脚→ヒス束
- 2. 右脚→房室結節
- 3. 洞房結節→房室結節 ✓
- 4. 心室心外膜側→心室心内膜側
- 5. 心室中隔右室側→心室中隔左室側
正答:3番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — 洞房結節→房室結節
刺激伝導系の興奮は洞房結節→心房筋・房室結節→ヒス束(房室束)→左脚・右脚→Purkinje線維→心室筋の順に一方向へ伝わります。洞房結節が最高頻度のペースメーカで、そこから房室結節へ向かうのが正しい方向です。
【各選択肢の解説】
1. 左脚→ヒス束
❌ 誤り。方向が逆です。ヒス束が左脚・右脚に分かれるので、伝導は「ヒス束→左脚」です。
❌ 誤り。方向が逆です。ヒス束が左脚・右脚に分かれるので、伝導は「ヒス束→左脚」です。
2. 右脚→房室結節
❌ 誤り。方向が逆です。房室結節→ヒス束→右脚の順に伝わります。
❌ 誤り。方向が逆です。房室結節→ヒス束→右脚の順に伝わります。
3. 洞房結節→房室結節
✅ 正しい。右心房の上大静脈開口部付近にある洞房結節で発生した興奮が心房を伝わり、房室結節へ集まります。房室結節では伝導速度が遅く(約0.05m/秒)、心房収縮と心室収縮の間に時間差(PQ時間)が生まれます。
✅ 正しい。右心房の上大静脈開口部付近にある洞房結節で発生した興奮が心房を伝わり、房室結節へ集まります。房室結節では伝導速度が遅く(約0.05m/秒)、心房収縮と心室収縮の間に時間差(PQ時間)が生まれます。
4. 心室心外膜側→心室心内膜側
❌ 誤り。逆です。Purkinje線維は心内膜側に分布するため、興奮は心内膜側から心外膜側へ向かって広がります。
❌ 誤り。逆です。Purkinje線維は心内膜側に分布するため、興奮は心内膜側から心外膜側へ向かって広がります。
5. 心室中隔右室側→心室中隔左室側
❌ 誤り。逆です。中隔は左脚の枝が先に興奮させるため、左室側から右室側へ伝わります。
❌ 誤り。逆です。中隔は左脚の枝が先に興奮させるため、左室側から右室側へ伝わります。
【試験対策ポイント】
刺激伝導系は「順序」「速度」「固有調律」の3点セットで覚えます。順序は洞房結節→房室結節→ヒス束→脚→Purkinje線維。伝導速度が最も遅いのが房室結節、最も速いのがPurkinje線維(約2〜4m/秒)。固有調律は洞房結節60〜80/分>房室接合部40〜60/分>心室(Purkinje)20〜40/分で、上位が止まると下位が肩代わりします(補充調律)。心電図との対応はP波=心房興奮、PQ時間=房室結節での遅延、QRS=心室興奮、T波=心室再分極。心室の興奮が「心内膜→心外膜」「中隔は左→右」という向きは心電図波形の成り立ちの根拠にもなります。
📗 PTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「解剖学」該当の章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く無料 / 12科目・全84章。運動学・解剖学・生理学は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚18年分・約3,595問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
スポンサーリンク(広告)