第55回 理学療法士国家試験 午後 第100問
臨床心理学第55回午後
第55回 理学療法士国家試験 午後 第100問(臨床心理学)の正答は 3 です。てんかんに伴う精神症状には、発作間欠期の性格変化(粘着性・迂遠・爆発性)、てんかん性不機嫌症、発作に伴うもうろう状態などがある。
問題
てんかんに伴う精神症状として適切でないのはどれか。
- 1. 粘着性
- 2. 爆発性
- 3. 疾病利得 ✓
- 4. 不機嫌状態
- 5. もうろう状態
正答:3番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 76.5%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-09-15)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:3番 — 疾病利得
てんかんに伴う精神症状には、発作間欠期の性格変化(粘着性・迂遠・爆発性)、てんかん性不機嫌症、発作に伴うもうろう状態などがある。疾病利得は心因性の病態で用いられる概念で、てんかんに伴う精神症状ではない。
【各選択肢の解説】
1. 粘着性
✅ 正しい。回りくどく細部にこだわる粘着性・迂遠は、発作間欠期の性格変化として古くから知られる。
✅ 正しい。回りくどく細部にこだわる粘着性・迂遠は、発作間欠期の性格変化として古くから知られる。
2. 爆発性
✅ 正しい。普段は几帳面でも、ささいなきっかけで怒りが爆発する爆発性が粘着性と同居しうるとされる。
✅ 正しい。普段は几帳面でも、ささいなきっかけで怒りが爆発する爆発性が粘着性と同居しうるとされる。
3. 疾病利得
❌ 誤り(=正答)。疾病利得は、症状があることで責任を免れる・周囲の関心を得るといった利得を指し、心因性(変換症・解離症など)の病態で用いられる概念である。正しくは、疾病利得はてんかんに伴う精神症状ではなく、心因性の病態を理解するための概念である。
❌ 誤り(=正答)。疾病利得は、症状があることで責任を免れる・周囲の関心を得るといった利得を指し、心因性(変換症・解離症など)の病態で用いられる概念である。正しくは、疾病利得はてんかんに伴う精神症状ではなく、心因性の病態を理解するための概念である。
4. 不機嫌状態
✅ 正しい。きっかけなく不機嫌・易怒的な状態が続くてんかん性不機嫌症として現れる。
✅ 正しい。きっかけなく不機嫌・易怒的な状態が続くてんかん性不機嫌症として現れる。
5. もうろう状態
✅ 正しい。発作後や意識障害を伴う発作に伴って、意識の範囲が狭まったもうろう状態を呈する。
✅ 正しい。発作後や意識障害を伴う発作に伴って、意識の範囲が狭まったもうろう状態を呈する。
【試験対策ポイント】
てんかんの精神症状
- 性格変化:粘着性・迂遠・爆発性(てんかん性性格)
- てんかん性不機嫌症(持続する不機嫌・易怒)
- 発作後もうろう状態・発作後精神病
- 「疾病利得」のような心因性の用語が混ざっていたら誤りと判断できる
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