PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

「骨について正しいのはどれか」の過去問まとめ(理学療法士国家試験・5問)

理学療法士国家試験では「骨について正しいのはどれか」という問い方が、第49回〜第58回のあいだに5回出題されています(「骨で正しいのはどれか」という言い回しを含む)。各回の選択肢・正答・解説の要点を1ページにまとめました。同じ問い方でも、回によって正答になる記述は変わります。並べて読むと、くり返し問われている知識が見えてきます。

各回で正答になった選択肢(=正しい記述)

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第58回 午後第51問(解剖学)

骨で正しいのはどれか。
  1. 1. 短骨には髄腔がある。
  2. 2. 黄色骨髄は造血機能を持つ。
  3. 3. 海綿骨にはHavers管がある。
  4. 4. 骨芽細胞は骨吸収に関与する。
  5. 5. 皮質骨表面は骨膜で覆われている。 ✓

正答:5

PTカコモン利用者の初回正答率 45.5%(22人・参考値)

骨の表面(関節軟骨で覆われる部分を除く)は線維性の骨膜で覆われ、骨膜には血管・神経が豊富で、骨の栄養や成長・修復に関与します。

▶ 第58回 午後第51問の解説をすべて読む

第56回 午後第53問(解剖学)

骨について正しいのはどれか。
  1. 1. 皮質骨は骨梁から形成される。
  2. 2. 幼児期の骨髄は黄色骨髄である。
  3. 3. 海綿骨の表面は骨膜で覆われている。
  4. 4. 皮質骨にはHavers〈ハバース〉管が存在する。 ✓
  5. 5. 骨は軟骨よりもプロテオグリカンを豊富に含む。

正答:4

PTカコモン利用者の初回正答率 58.3%(24人・参考値)

緻密骨(皮質骨)はHavers層板が同心円状に重なった骨単位(オステオン)で構成され、中心にHavers管(血管・神経が通る)が走ります。

▶ 第56回 午後第53問の解説をすべて読む

第53回 午前第51問(解剖学)

骨について正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 長骨の骨幹には髄腔がある。 ✓
  2. 2. 骨には緻密骨と海綿骨がある。 ✓
  3. 3. 骨芽細胞は骨吸収に関与している。
  4. 4. 骨の関節面は滑膜で覆われている。
  5. 5. 骨膜は骨の長軸方向の成長に関わる。

正答:1・2

PTカコモン利用者の初回正答率 63%(27人・参考値)

長骨の骨幹(中央部)には骨髄が入る髄腔が存在し、骨は表層の緻密骨と内部の網目状の海綿骨から構成されます。

▶ 第53回 午前第51問の解説をすべて読む

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第50回 午後第51問(解剖学)

骨について正しいのはどれか。
  1. 1. 皮質骨は骨梁から形成される。
  2. 2. 皮質骨はコラーゲンを含まない。
  3. 3. 海綿骨にはハバース管が存在する。
  4. 4. 海綿骨の表面は骨膜で覆われている。
  5. 5. 骨端と骨幹端の間に成長軟骨板がある。 ✓

正答:5

PTカコモン利用者の初回正答率 55.6%(18人・参考値)

成長期の長管骨では、骨端(関節側)と骨幹端の境界に成長軟骨板(骨端線)があり、ここで軟骨内骨化が進んで骨が長軸方向に伸びます。

▶ 第50回 午後第51問の解説をすべて読む

第49回 午前第51問(解剖学)

骨について正しいのはどれか。
  1. 1. 骨芽細胞は骨吸収に関与している。
  2. 2. 緻密骨と海綿骨とに分けられる。 ✓
  3. 3. 幼児期の骨髄は黄色骨髄である。
  4. 4. 関節面は滑膜で覆われている。
  5. 5. 短骨には髄腔がある。

正答:2

骨質は、表層をつくる密で硬い緻密骨(皮質骨)と、内部で網目状の骨梁からなる海綿骨に分けられます。

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