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なかまわけプリント

上に並んだことばを、下の箱になかまごとに書き分けます。意味のまとまりを扱う課題です。

意味のネットワークに働きかける

語を意味でまとめる作業は、意味記憶の中の結びつきを直接たどります。呼称や語想起がうまくいかない背景に、語の意味そのものの薄れがある場合、単語を反復するより、まとまりで扱ったほうが効くことがあります。

やりながら「どうしてそこに入れたのか」を聞くと、その方が何を手がかりに分けているかが見えます。見た目で分けている、使う場所で分けている、といった方略の違いが分かると、次の課題の組み方が変わります。

難易度の上げ方

レベル組み立て語の条件
13グループ×3語高頻度・4拍まで
23グループ×4語高頻度・5拍まで
34グループ×4語5拍まで
44グループ×5語問わない
55グループ×4語低頻度語

効いているのはグループ数です。3から4に増えるだけで、保持しながら比較する負荷がはっきり上がります。語数を増やすのは作業量が増えるだけで、認知的な難しさはあまり変わりません。まずグループ数で刻んでください。

どちらの箱にも入る語を出さない

「たべもの」と「やさい・くだもの」を同じ紙に出すと、りんごがどちらにも入ってしまい採点できません。この教材では、重なりうるグループの組み合わせをあらかじめ除いてあります。だから毎回グループの顔ぶれが変わっても、答えは必ず一通りに決まります。

書くのが難しいときは

ことばを切り取って箱に置く形にすると、書字の負担なしで同じ課題になります。紙を1枚多く印刷して、上の枠だけを切って使ってください。書字も同時に練習したい場合はそのまま書いてもらいます。

よくある質問

グループの名前がひらがなばかりです
読みの負担を下げるためです。対象者に合わせて、渡す前に「動物」「野菜・果物」と書き足してもらってかまいません。
カテゴリーを指定できますか
いまはできません。重なる組み合わせを機械で避ける都合で、グループは毎回こちらで選んでいます。特定のカテゴリーだけを扱いたい場合は語想起プリントのカテゴリー想起を使ってください。

このページで作った教材は、臨床・授業・家庭学習で自由に印刷して使えます。 内容は言語聴覚士が監修していますが、対象者への適用の可否は担当の専門職が判断してください。