カレンダーを見て、曜日・日付・期間を答えます。見当識と予定の管理につながる課題です。
見当識の確認というと日付を聞くことが多いですが、生活で本当に必要なのはその先です。「来週の火曜日は何日か」「10日後は何曜日か」「第3水曜日はいつか」。デイサービスの曜日、通院の予約、ゴミ出しの日。すべてカレンダーを読んで計算する作業です。
このプリントは、その計算の部分を課題にしてあります。日付を答えられる方でも、期間の計算になると詰まることがあります。
レベルを上げると、後ろの型が混ざり、月をまたぐ計算が入ります。
プリントで手順が身についたら、病室や自宅の実物のカレンダーで同じことをやってください。予定を書き込む欄がある実物では、書く位置を間違える、という別の難しさが出ます。そこまで確認できると、退院後の予定管理の見通しが立ちます。
展望記憶(あとで◯◯する、を覚えておく力)に不安がある方には、カレンダーへの記入を代償手段として定着させるのが現実的です。この課題はその前段階になります。
このページで作った教材は、臨床・授業・家庭学習で自由に印刷して使えます。 内容は言語聴覚士が監修していますが、対象者への適用の可否は担当の専門職が判断してください。