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100マス計算

たての数とよこの数を計算して、交わるマスを埋めます。25マスから始めて、100マスまで段階を上げられます。かかった時間を書く欄があります。

見ているのは計算の正確さより「速さと持続」

100マス計算の1マス1マスは、1桁の易しい計算です。計算ができるかどうかを見る課題ではありません。同じ処理を、途中で止まらずに、一定の速さで続けられるかを見る課題です。高次脳機能障害で「易しいことなのに時間がかかる」「途中から間違いが増える」と言われる方の、その状態をそのまま数字にできます。

だから、所要時間を毎回書いてください。正答数はすぐ満点で頭打ちになりますが、時間は伸び続けます。前回より速くなった、が見える数字は本人の動機づけにもなります。

マス数で段階を分けている

いきなり100マスを渡すと、終わる前に疲れてしまう方がいます。最後の数行で間違いが急に増えるなら、それは計算ではなく持続の問題です。25マスで確実に、50マスで同じ速さで、と段階を上げてください。

レベルマス数計算
1〜325マス(5×5)たし算・ひき算・かけ算
4〜650マス(5×10)たし算・ひき算・かけ算
7〜9100マス(10×10)たし算・ひき算・かけ算

ひき算は左の数を10〜19にしてあります。答えが負にならず、くり下がりが自然に混ざります。100マスでは上の数に0〜9が1つずつ並びます。

観察のポイント

時間の記録は、同じレベルを続けて何回かやってから比べてください。初回は慣れの分だけ遅いので、2回目以降の推移を見るほうが変化をつかめます。

よくある質問

毎回同じ問題になりませんか
並び順が毎回変わります。同じ表を覚えてしまうことはありません。「作りなおす」を押せば別の並びになります。
時間制限を設けたほうがいいですか
最初は制限を設けず、終わるまでの時間を記録するほうが安全です。制限を設けると、焦りで誤りが増えて本来の処理速度が見えなくなります。時間が安定してきたら、前回の時間を目標にする形で使ってください。
わり算はありますか
100マス計算の形には入れていません。わり算は計算プリントで扱えます。

このページで作った教材は、臨床・授業・家庭学習で自由に印刷して使えます。 内容は言語聴覚士が監修していますが、対象者への適用の可否は担当の専門職が判断してください。