印刷して使う訓練プリント 60種
無料・A4・登録不要
キャビネット 0
訓練教材ラボ > 位置の記憶

位置の記憶

上のマス目にある記号の場所を覚え、点線で紙をうしろへ折って、下の空いたマス目に同じように記号をかきます。3×3・記号3つから、5×5・記号8つまで5段階です。

何を見る課題か

言葉にしにくい「どこに何があったか」を覚える、視空間性の記憶の課題です。言語の障害が重くても取り組めるので、失語症の方の記憶の評価や訓練にも使えます。

レベルの中身

レベル4・5は同じ記号が複数あるので、「まるが2つ」と数で覚える方略も使えます。どう覚えたかを聞くと、本人の工夫が見えます。

やり方の目安

覚える時間は1分程度から始めて、できるようなら30秒に縮めます。覚えてから再現までの間に、10〜30秒ほど別の話をはさむと遅延再生の課題になります。時間の条件を変えたら記録に書いてください。

採点のしかた

「場所も記号も合っている」数を正答とし、「場所だけ合っている」数は別に数えておくと、どちらが弱いかが残ります。紙の下の「使う記号」は種類を思い出す手がかりなので、場所の手がかりにはなりません。

よくある質問

紙を折らずに使えますか
上半分を別の紙で隠しても同じです。両手が使いにくい方には、こちらがやりやすいこともあります。
記号をかくのが難しい方には
記号を指で示してもらい、検査者が記入してもかまいません。書字の負担を外すと、記憶そのものを見られます。
順番も覚える課題はありますか
順番つなぎのほうが、順序を追う課題に近い形です。

このページで作った教材は、臨床・授業・家庭学習で自由に印刷して使えます。 内容は言語聴覚士が監修していますが、対象者への適用の可否は担当の専門職が判断してください。