架空のチラシの値段表を見て、合計・おつり・予算に収まるかを考えます。値段をさがす問題から、予算をこえない範囲で一番近い組み合わせを選ぶ問題まで5段階です。
お金の問題(お金の計算)が硬貨を数える・合計とおつりを出す計算の課題なのに対して、この買い物の計画は、予算という条件の中で何を選ぶかを考える課題です。計算はできるのに、予算をこえた買い物をしてしまう方に向いています。
| レベル | チラシ | 問題 |
|---|---|---|
| 1 | 6品・50円きざみ | 値段をさがす・2つの合計・どちらが安いか |
| 2 | 8品・10円きざみ | 3つの合計・1,000円のおつり・持っているお金で買えるか・いちばん安い物 |
| 3 | 9品・198円のような端数 | 買う物メモと予算。予算をこえた分・1つやめて予算に収めるには |
| 4 | 12品・端数 | 数量つきのメモ。合計・おつり・おつりで何個まで買えるか |
| 5 | 12品・端数 | 必ず買う物のほかに、予算をこえずに一番近くなる2つを選ぶ |
「やめてよいものをすべて書く」「一番近くなる2つ」の問題は、チラシの品物の組み合わせを全通り調べて、答えが1つに決まる紙だけを出しています。チラシの中に同じ値段の品物は入れていないので、「いちばん安い」も1つに決まります。
紙でレベル3〜4ができたら、新聞の折り込みチラシや、院内の売店の値段で同じ問題を作ってみてください。退院後に一人で買い物に行く予定の方なら、財布の中身を決めて、メモを見ながら予算内で選ぶ練習までつなげると、生活の場面に近づきます。
このページで作った教材は、臨床・授業・家庭学習で自由に印刷して使えます。 内容は言語聴覚士が監修していますが、対象者への適用の可否は担当の専門職が判断してください。