記号の間違いさがし
左と右の記号表を見比べて、ちがう記号をさがします。ちがいの数は用紙に書いてあります。レベルが上がると、△と▽、☆と★のような似た記号への置き換えが混ざります。
絵の間違いさがしとの違い
絵の間違いさがしは楽しい反面、「どこが違うか」が絵の意味に引っぱられ、見つけやすさが絵柄で大きく変わります。記号の表は意味を持たないので、1マスずつ左右を照合する以外に方法がありません。選択性注意と、視線を左右に往復させる力をそのまま使います。
- 見落としが表の左側に集まる… 半側空間無視を疑う材料。左右の表それぞれの左端まで見ているかを確認する
- 後半(下半分)で落ちる… 注意の持続の問題。用紙の下に、上半分と下半分のちがいの数を書いてある
- 同じ所を何度も見る・どこまで見たか分からなくなる… 走査の方略が立っていない。行ごとに定規を当てると改善することが多い
- 似た記号の置き換えだけ落ちる… 照合が粗い。レベル3以上で差が出る
レベルの中身
- レベル1… 3列×6行・記号5種類・ちがい3つ
- レベル2… 4列×8行・記号6種類・ちがい4つ
- レベル3… 5列×10行・記号8種類・ちがい5つ(半分は似た記号への置き換え)
- レベル4… 6列×12行・記号10種類・ちがい6つ(似た記号への置き換え)
- レベル5… 7列×14行・記号12種類・ちがい8つ(似た記号への置き換え)
ちがいは隣り合わないように、表全体に散らしてあります。
時間と見落としの両方を残す
所要時間だけでは、急いで見落とした人と、丁寧に全部見つけた人の区別がつきません。「見つけた数/ちがいの数」と時間を並べて書いてください。用紙の下に時間を書く欄があります。
見つけたら右の表に○
印は右の表につけてもらいます。印をつける表を決めておくと、左右どちらを基準に見ているかがぶれません。解答面では右の表のちがう所に赤い丸がついています。
よくある質問
- ちがいの数を伝えないほうがよいですか
- 伝えると「あといくつ」と探し続ける動機になります。自分で見切りをつける力を見たいときは、用紙の注意書きを隠して始めてください。
- 記号が小さくて見えにくい
- レベル1・2は記号が大きく、表の枠も少なくしてあります。視力の問題が疑われる方は低いレベルから始めてください。
- 1枚の中から目標を消す課題はありますか
- 抹消課題が、1枚の中から目標だけを消していく形です。
このページで作った教材は、臨床・授業・家庭学習で自由に印刷して使えます。
内容は言語聴覚士が監修していますが、対象者への適用の可否は担当の専門職が判断してください。