並んだ記号や数字の中から、目標だけを消していきます。素材は数字・かな・記号から選べます。
抹消課題は、総数よりも落とした場所の偏りに情報があります。用紙の下部に、左右それぞれの目標数を書いてあります。左右で見落としの数が明らかに違えば、半側空間無視を疑う材料になります。
右側だけ、あるいは後半だけに見落としが集中する場合は、注意の持続の問題かもしれません。総数が同じでも、まんべんなく落ちているのか一か所に固まっているのかで、次にやることが変わります。
言語障害が重い方には記号が向いています。逆に、言語の手がかりを使う練習をしたいなら数字やかなを選んでください。
レベルを上げると、妨害刺激が増え、目標に形の似た刺激が混ざります。密度も上がるので、1つずつ照合しないと拾えなくなります。
所要時間を経過の指標にするなら、レベルと素材を固定してください。設定が変わると時間が変わるのは当たり前なので、比べる意味がなくなります。同じ設定で毎回作り直せば、中身は違うのに難易度は同じ、という比較ができます。市販のプリントだと同じ紙を使い回すことになり、慣れの効果が混ざります。
このページで作った教材は、臨床・授業・家庭学習で自由に印刷して使えます。 内容は言語聴覚士が監修していますが、対象者への適用の可否は担当の専門職が判断してください。