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虫食い算

式の中の□に入る数を考えます。横式の1桁から筆算まで6段階。どの問題も、答えが1通りに決まることを確かめてから出しています。

計算を「逆向き」にたどる課題

ふつうの計算は、式から答えへ一方向に進みます。虫食い算は、答えが先に見えていて、途中の数が抜けています。「3+□=8」なら、8から3を引く、という逆向きの操作が要ります。計算はできるのに虫食い算になると止まる方は、式の関係を頭の中で組み替える処理でつまずいています。

筆算の虫食いになると、さらに「この桁にくり上がりは来ているか」を考えながら、□を1つずつ確定させていく推論が入ります。数独と同じく、当てずっぽうではなく「ここは必ずこの数」を積み重ねる課題です。

難易度の上げ方

レベル中身
11桁のたし算・ひき算(横式)
22桁のたし算・ひき算(横式)
3九九のかけ算・わり算(横式)
4筆算・2桁+2桁(□が2つ)
5筆算・3桁のたし算・ひき算(□が3つ)
6筆算・2桁×1桁(□が3つ)

筆算のレベルでは、□に入れられる数字をすべて試して、式が正しくなる組み合わせが1つしかない問題だけを出しています。答えが2通りある問題は混ざりません。

つまずき方の読み方

解き終わったら、□に答えを入れた式を自分で計算し直して確かめてもらうと、確認の習慣づけになります。

よくある質問

計算プリントとどう使い分けますか
計算そのものが不安定な段階では計算プリント、計算が安定してから推論の要素を足したいときに虫食い算、という順です。同じレベル帯の計算を両方で出すと、どこでつまずいているかが分かります。
□が1つの筆算はありますか
筆算は□が2〜3つです。□が1つだと答えを出す計算と変わらなくなるため、横式のレベル1〜3で扱っています。

このページで作った教材は、臨床・授業・家庭学習で自由に印刷して使えます。 内容は言語聴覚士が監修していますが、対象者への適用の可否は担当の専門職が判断してください。