線分抹消・線分二等分ST Toolbox
キャビネット 0
リハビリ教材 > 線分抹消・線分二等分

線分抹消・線分二等分

半側空間無視の課題です。線分抹消は左右別に本数を数えられるようにしてあります。線分二等分は正しい中心が解答面に出ます。

2つの課題の違い

どちらも半側空間無視で使いますが、見ているものが違います。

抹消では左側を全部落とすのに、二等分ではあまりずれない、という方がいます。逆もあります。両方やっておくと、無視の出方が立体的に見えます。

左右別に数える

線分抹消では、用紙の下に「左◯本/右◯本」と目標数が印刷されます。実施後に左右それぞれ何本消せたかを数えて書き込めば、そのまま記録になります。「全体で何本」だけでは無視は見えません。

二等分のずれをどう記録するか

解答面には、それぞれの線の正しい中心が赤い印で出ます。対象者が付けた印との差を測り、右にずれていれば+、左にずれていれば−で記録してください。左半側空間無視では、中心が右にずれる(+になる)のが典型です。

ずれをmmで残しておくと、週単位の変化がはっきり出ます。「だいたい真ん中に近づいた」より数字のほうが、カンファレンスでも家族への説明でも通ります。

難易度の上げ方

線分抹消は、レベルを上げると線の数が増え、配置が不規則になります。線分二等分は、レベルを上げると線が短くなり、紙面上の位置が左右にばらけます。長い線ほどずれが大きく出るので、まずは長い線から始めてください。

よくある質問

検査として使えますか
これは訓練用の教材で、標準化された検査ではありません。評価はBITなどの正式な検査で行い、このプリントは日々の練習と経過の把握に使ってください。
用紙を斜めに置いてもいいですか
まっすぐ正面に置くのが基本です。用紙の位置がずれると、無視の出方も変わってしまいます。毎回同じ位置に置いてください。

このページで作った教材は、臨床・授業・家庭学習で自由に印刷して使えます。 内容は言語聴覚士が監修していますが、対象者への適用の可否は担当の専門職が判断してください。