半側空間無視の課題です。線分抹消は左右別に本数を数えられるようにしてあります。線分二等分は正しい中心が解答面に出ます。
どちらも半側空間無視で使いますが、見ているものが違います。
抹消では左側を全部落とすのに、二等分ではあまりずれない、という方がいます。逆もあります。両方やっておくと、無視の出方が立体的に見えます。
線分抹消では、用紙の下に「左◯本/右◯本」と目標数が印刷されます。実施後に左右それぞれ何本消せたかを数えて書き込めば、そのまま記録になります。「全体で何本」だけでは無視は見えません。
解答面には、それぞれの線の正しい中心が赤い印で出ます。対象者が付けた印との差を測り、右にずれていれば+、左にずれていれば−で記録してください。左半側空間無視では、中心が右にずれる(+になる)のが典型です。
ずれをmmで残しておくと、週単位の変化がはっきり出ます。「だいたい真ん中に近づいた」より数字のほうが、カンファレンスでも家族への説明でも通ります。
線分抹消は、レベルを上げると線の数が増え、配置が不規則になります。線分二等分は、レベルを上げると線が短くなり、紙面上の位置が左右にばらけます。長い線ほどずれが大きく出るので、まずは長い線から始めてください。
このページで作った教材は、臨床・授業・家庭学習で自由に印刷して使えます。 内容は言語聴覚士が監修していますが、対象者への適用の可否は担当の専門職が判断してください。