漢数字・算用数字・ひらがなの読みを行き来します。0を中に含む数を多めに出すので、桁の取り違えが見えやすくなっています。
失語症では、数の処理が独立して崩れることがあります。計算はできるのに「三百五」を「3005」と書く、「2,800円」を「にせんはちじゅう」と読む。桁を表す語(百・千・万)と、数字を並べる書き方の対応が崩れている状態です。値段、電話番号、薬の量、通帳の金額。生活の中で数を読み書きする場面は多く、ここが崩れると計算以前でつまずきます。
このプリントは、間の位が0になる数(305、2008など)を多めに出しています。ここが一番間違いの出るところで、ここが安定すれば多くの数は読めます。
| レベル | 中身 | 例 |
|---|---|---|
| 1 | 2けた | 四十七 ⇔ 47 |
| 2 | 3けた・0入り | 三百五 ⇔ 305 |
| 3 | 4けた・0入り | 二千八 ⇔ 2008 |
| 4 | 金額・万の位 | 一万二千五百円 ⇔ 12,500円 |
| 5 | ひらがなの読み | さんびゃくご ⇔ 305 |
| 6 | 区切った数字の列・まぜて | 三五二 〇一八七… ⇔ 352-0187… |
どのレベルも、漢字→数字と数字→漢字の両方向をまぜています。片方向だけだと、もう片方の崩れが見えないためです。
レベル6の数字の列は、電話番号のように1つずつ読む数です。値段のように位をつけて読む数とまぜてあるので、「この数はどちらの読み方か」の切り替えも見られます。数字の列は架空のもので、実在の番号の形にはしていません。
このページで作った教材は、臨床・授業・家庭学習で自由に印刷して使えます。 内容は言語聴覚士が監修していますが、対象者への適用の可否は担当の専門職が判断してください。