第15回 言語聴覚士国家試験 第143問
第15回 言語聴覚士国家試験 第143問(言語学)の正答は 1 です。認識モダリティ形式(だろう・かもしれない等)と共起する必要のある副詞を問う。
- 1.恐らく ✓
- 2.困ったことに
- 3.必ずしも
- 4.僭越ながら
- 5.どうせ
正答:1番
初回正答率 34.4%難問
122人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
認識モダリティ形式(だろう・かもしれない等)と共起する必要のある副詞を問う。「恐らく」は話し手の推量を表す陳述副詞で、「恐らく〜だろう」のように認識モダリティと呼応する必要がある。
【各選択肢の解説】
1.恐らく
✅ 正しい。「恐らく〜だろう」のように認識モダリティ形式と呼応する(=正答)。
2.困ったことに
❌ 誤り。評価を表す副詞で必須の呼応はない。正しくは「困ったことに雨が降った」のように認識モダリティ形式がなくても文が成り立つ。
3.必ずしも
❌ 誤り。否定と呼応する(認識モダリティではない)。正しくは「必ずしも〜ない」のように否定形式と共起する。
4.僭越ながら
❌ 誤り。待遇表現で必須の呼応はない。正しくは話し手の発言態度(へりくだり)を表し、文末の認識モダリティ形式と共起する必要はない。
5.どうせ
❌ 誤り。認識モダリティとの必須呼応はない。正しくは「どうせ負ける」のように話し手の評価(あきらめ)を表し、認識モダリティ形式なしで成り立つ。
【試験対策ポイント】
陳述副詞は特定の文末表現と呼応する。「恐らく/たぶん〜だろう」は推量(認識モダリティ)と、「必ずしも〜ない」は否定と、「もし〜なら」は条件と呼応する。「恐らく」は推量のモダリティと共起が必要。副詞と呼応する文末形式の対応を押さえる。
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