第15回 言語聴覚士国家試験 第142問
言語学第15回
第15回 言語聴覚士国家試験 第142問(言語学)の正答は 3 です。日本語の表記について適切なものを問う。
問題
日本語の表記について適切なのはどれか。
- 1.「お」と「を」とは音韻的対立を示すことがある。
- 2.「打つ」と「撃つ」とは同音異義語である。
- 3.漢字の音と訓とは同一形態素を表さない。 ✓
- 4.「出鱈目(でたらめ)」のような当て字も単字で形態素を表わす。
- 5.訓よりも音のほうが自由形態素を表わすことが多い。
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 26.4%難問
72人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 漢字の音と訓は別の形態素を表す
日本語の表記について適切なものを問う。漢字の音読み(中国語由来)と訓読み(和語)はそれぞれ別の形態素を表しており、同一形態素ではない。
【各選択肢の解説】
1.「お」と「を」は音韻的対立を示すことがある ❌ 発音は同じで音韻的対立はない。
2.「打つ」と「撃つ」は同音異義語である ❌ 同じ語の表記の違いで別語ではない。
3.漢字の音と訓は同一形態素を表さない ✅ 正しい(=正答)。
4.当て字も単字で形態素を表す ❌ 当て字は字単独で形態素を表さない。
5.訓より音の方が自由形態素を表すことが多い ❌ 逆で、訓(和語)の方が自由形態素になりやすい。
【試験対策ポイント】
形態素=意味の最小単位。漢字の音(漢語形態素)と訓(和語形態素)は別の形態素。「お/を」は発音が同じで音韻対立なし(表記の違い)。当て字(出鱈目など)は字単位で形態素に対応しない。形態素と表記・音韻の関係を区別する。
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