第16回 言語聴覚士国家試験 第136問
音声学第16回
第16回 言語聴覚士国家試験 第136問(音声学)の正答は 5 です。硬口蓋化は子音の調音に硬口蓋への接近という副次調音が加わる現象。
問題
硬口蓋化が起こり得ない音はどれか 。
a.[m]
b.[t]
c.[z]
d.[ç]
e.[j]
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 21.2%難問
66人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — すでに硬口蓋音の[ç]と[j]は硬口蓋化が起こり得ない
硬口蓋化は子音の調音に硬口蓋への接近という副次調音が加わる現象。もともと硬口蓋で調音される[ç](ひの子音)と[j](やの子音)は、それ以上硬口蓋化が起こり得ない。
【各選択肢の解説】
a.[m] ❌ 両唇音で硬口蓋化しうる([mʲ]みゃ)。
b.[t] ❌ 歯茎音で硬口蓋化しうる。
c.[z] ❌ 歯茎音で硬口蓋化しうる。
d.[ç] ⭕ すでに硬口蓋摩擦音で硬口蓋化は起こらない。
e.[j] ⭕ すでに硬口蓋接近音で硬口蓋化は起こらない。
→ 硬口蓋化が起こり得ないのはd・eの組合せ5番が正答となる。
【試験対策ポイント】
硬口蓋化=主たる調音に「硬口蓋への舌の接近」が加わる二次調音(拗音化)。両唇・歯茎などの音は硬口蓋化できるが、もともと硬口蓋で作る[ç][j]は重ねようがない。調音点との関係で判断する。
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