STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第16回 言語聴覚士国家試験 第137問

音声学第16回

第16回 言語聴覚士国家試験 第137問(音声学)の正答は 3 です。同じ仮名でも後続母音により子音の異音が変わる。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
第 I 音節と第2音節の頭子音が音声学的に異なるのはどれか 。 a.まんめん(満面) b.かき(柿) c.じじょう(事情) d.せっすい(節水) e.ぶんぼ(分母) 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:3番 — 「かき」「じじょう」は第1・第2音節の頭子音が音声的に異なる

同じ仮名でも後続母音により子音の異音が変わる。「かき」はカ[k]とキ[kʲ](口蓋化)、「じじょう」は語頭ジ[dʑ](破擦)と語中ジョ[ʑ](摩擦)で、頭子音が音声学的に異なる。



【各選択肢の解説】
a.まんめん ❌ ともに[m]で同じ。
b.かき ⭕ [k]と口蓋化した[kʲ]で異なる。
c.じじょう ⭕ 破擦[dʑ]と摩擦[ʑ]で異なる。
d.せっすい ❌ ともに[s]で同じ。
e.ぶんぼ ❌ ともに[b]で同じ。
→ 異なるのはb・cの組合せ3番が正答となる。


【試験対策ポイント】
音素は同じでも環境で異音が変わる。前舌母音[i]の前で軟口蓋音は口蓋化([k]→[kʲ])、有声歯茎硬口蓋音は語頭で破擦[dʑ]・語中で摩擦[ʑ]になる。仮名(音素)でなく実際の音声(異音)で考えるのが要点。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第16回 全問一覧

▶ 音声学 の過去問一覧

スポンサーリンク