STカコモン — 言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第16回 言語聴覚士国家試験 第148問

社会福祉第16回
身体障害者福祉法に規定されている身体障害者について正しいのはどれか。 a.15 歳以上である。 b.身体障害者は身体障害者手帳の交付を受けた者である 。 c.言語機能またはそしゃく機能の障害は身体障害である。 d.身体障害者手帳は市町村から交付 される。 e.身体障害者手帳の障害程度等級は1級から 3 級まである。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:3番

解説
■ 正答:3番 — b,c 身体障害者福祉法における身体障害者の定義と身体障害者手帳の制度について理解することが重要です。身体障害者は「身体障害者手帳の交付を受けた者」と法的に定義され、その対象には言語機能やそしゃく機能の障害も含まれます。これらが正答となる根拠です。 --- 【各選択肢の解説】 a. 15歳以上である。 ❌ 誤り。身体障害者福祉法では年齢下限を「15歳以上」と定めていません。実際には年齢制限なく身体障害者手帳の交付対象となります(児童も対象)。 b. 身体障害者は身体障害者手帳の交付を受けた者である。 ✅ 正しい。身体障害者福祉法第4条で「この法律において『身体障害者』とは、別表に掲げる身体上の障害がある者であって、都道府県知事から身体障害者手帳の交付を受けたもの」と定義されています。手帳取得が法的身分確定の条件です。 c. 言語機能またはそしゃく機能の障害は身体障害である。 ✅ 正しい。身体障害者福祉法別表では、音声言語機能障害(発音不可等)とそしゃく機能障害が身体障害に含まれます。ST関連の重要な点です。 d. 身体障害者手帳は市町村から交付される。 ❌ 誤り。身体障害者手帳は「都道府県知事」から交付されます。市町村は申請受理・審査補助等の役割ですが、交付権者ではありません。 e. 身体障害者手帳の障害程度等級は1級から3級までである。 ❌ 誤り。障害程度等級は1級から6級までの6段階です。3級までという選択肢は過小表現で誤りです。 --- 【試験対策ポイント】 身体障害者福祉法の核となる制度・定義 | 項目 | 内容 | |---|---| | 身体障害者の定義 | 身体障害者手帳交付を受けた者 | | 交付権者 | 都道府県知事(市町村ではない) | | 障害程度等級 | 1級~6級(全6段階) | | 対象障害 | 視覚・聴覚・音声言語・そしゃく・肢体不自由・内部障害 | | 年齢制限 | なし(児童も対象) | 言語聴覚士が関連する障害:音声言語機能障害、そしゃく機能障害は身体障害に分類され、手帳交付対象となる点を確実に押さえる
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