第28回 言語聴覚士国家試験 第173問
第28回 言語聴覚士国家試験 第173問(社会福祉)の正答は 4 です。合理的配慮は、障害のある児童一人ひとりのニーズに応じて、過重な負担にならない範囲で行う個別の変更・調整である。
- 1.試験時間を延長する。
- 2.板書内容を写真に撮る。
- 3.キーボード入力を認める。
- 4.読み上げ機能のついた教科書を使用する。 ✓
- 5.漢字の試験以外では、仮名での解答を許可する。
正答:4番
初回正答率 23.5%難問
115人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
合理的配慮は、障害のある児童一人ひとりのニーズに応じて、過重な負担にならない範囲で行う個別の変更・調整である。読み上げ機能のついた教科書(音声教材)の整備は、個別の調整というより、あらかじめ環境を整える基礎的環境整備に位置づけられるため、本問では合理的配慮に当てはまらないものとされる。選択肢4が該当する。
【各選択肢の解説】
❌ 合理的配慮にあたる。個々の状況に応じた評価方法の調整である。
❌ 合理的配慮にあたる。書き写しが困難な児童への個別の手段の許可である。
❌ 合理的配慮にあたる。書字が困難な児童への代替手段の許可である。
✅ 合理的配慮に当てはまらない(=正答)。教材の整備は基礎的環境整備に位置づけられる。
❌ 合理的配慮にあたる。評価の本質を損なわない範囲での個別の調整である。
【試験対策ポイント】
合理的配慮は「個々のニーズに応じた個別の変更・調整」であり、試験時間の延長・代替手段の許可・解答方法の変更などが該当する。一方、教材や設備をあらかじめ整える「基礎的環境整備」は、合理的配慮の土台となるものとして区別される。
| 区分 | 例 |
|---|---|
| 合理的配慮 | 時間延長・代替手段の許可 |
| 基礎的環境整備 | 教材・設備の整備 |
両者は連続的に関わり合うが、「個別の調整」か「あらかじめの整備」かという観点で区別して理解しておきたい。
この問題の初回正答率は23.5%——受験者の77%が落としています。この範囲(社会福祉)は買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。
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