第16回 言語聴覚士国家試験 第38問
音声学第16回
第16回 言語聴覚士国家試験 第38問(音声学)の正答は 5 です。下線部の子音(第2モーラの子音)に注目する。
問題
各語の【 】内の子音が必ず閉鎖を伴うのはどれか。
- 1.ま【ず】い
- 2.し【ぜ】ん
- 3.はな【ぢ】
- 4.つ【づ】き
- 5.お【ど】り ✓
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 39%難問
105人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-07-16)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:5番 — 「おどり」の/d/は必ず閉鎖を伴う破裂音
下線部の子音(第2モーラの子音)に注目する。ザ行・ヂ・ヅの濁音は語中で摩擦音[z]として実現され完全な閉鎖を伴わないことがあるが、ダ行の/d/は常に閉鎖を伴う破裂音である。
【各選択肢の解説】
1.ま【ず】い
❌ 誤り。「ず」は語中で摩擦音[z]になり閉鎖を伴わないことがある。正しくは閉鎖は必須でない。
2.し【ぜ】ん
❌ 誤り。「ぜ」も摩擦音で実現されうる。正しくは閉鎖は必須でない。
3.はな【ぢ】
❌ 誤り。「ぢ」は摩擦・破擦の揺れがある。正しくは語中で摩擦音になりうるため閉鎖は必須でない。
4.つ【づ】き
❌ 誤り。「づ」も摩擦音で実現されうる。正しくは閉鎖は必須でない。
5.お【ど】り
✅ 正しい。「ど」の/d/は破裂音で必ず口腔閉鎖を伴う(=正答)。
【試験対策ポイント】
破裂音は「閉鎖→開放」が必須。/d/は語中でも閉鎖を伴う破裂音として実現される(/b//g/は母音間で[β][ɣ]などに弱化し閉鎖を欠くことがある)。一方/z/系(ザ・ゼ・ゾやヂ・ヅ)は語中で摩擦音化し閉鎖を欠くことがある。閉鎖の有無で破裂音と摩擦音を区別する。
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