第17回 言語聴覚士国家試験 第161問
第17回 言語聴覚士国家試験 第161問(高次脳機能障害)の正答は 5 です。見ても触れても物品の名前が正しく言えないものを問う。
- 1.視覚性失認
- 2.触覚性失認
- 3.視覚性失語
- 4.触覚性失語
- 5.健忘性失語 ✓
正答:5番
初回正答率 61.1%標準
175人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
見ても触れても物品の名前が正しく言えないものを問う。健忘性失語(失名辞失語)は呼称(喚語)の障害で、入力モダリティによらず物品の名前が出てこない。
【各選択肢の解説】
1.視覚性失認
❌ 視覚での「認知」の障害で、触れば分かる。正しくは触覚で提示すれば物品が分かり、名前も言える。
2.触覚性失認
❌ 触覚での認知の障害で、見れば分かる。正しくは視覚で提示すれば物品が分かり、名前も言える。
3.視覚性失語
❌ 視覚提示のときだけ呼称できない。正しくは触れれば(触覚提示なら)名前が言える。
4.触覚性失語
❌ 触覚提示のときだけ呼称できない。正しくは見れば(視覚提示なら)名前が言える。
5.健忘性失語
✅ 正答。モダリティによらず呼称(喚語)が障害されるため、見ても触れても名前が言えない。
【試験対策ポイント】
呼称障害をモダリティで切り分ける。視覚(または触覚)だけで呼称できない=視覚性(触覚性)失語、特定モダリティで「認知」自体ができない=失認。これに対し、見ても触れても聞いても名前が出てこない=モダリティ非依存の喚語困難=健忘性失語。入力経路に依存するかどうかが鑑別の鍵。
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