第17回 言語聴覚士国家試験 第161問
高次脳機能障害第17回
第17回 言語聴覚士国家試験 第161問(高次脳機能障害)の正答は 5 です。見ても触れても物品の名前が正しく言えないものを問う。
問題
見ても触れても物品の名前が正しく言えないのはどれか。
- 1.視覚性失認
- 2.触覚性失認
- 3.視覚性失語
- 4.触覚性失語
- 5.健忘性失語 ✓
正答:5番
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解説
■ 正答:5番 — 見ても触れても名前が言えないのは健忘性失語
見ても触れても物品の名前が正しく言えないものを問う。健忘性失語(失名辞失語)は呼称(喚語)の障害で、入力モダリティによらず物品の名前が出てこない。
【各選択肢の解説】
1.視覚性失認:❌誤り。視覚での「認知」の障害で、触れば分かる。
2.触覚性失認:❌誤り。触覚での認知の障害で、見れば分かる。
3.視覚性失語:❌誤り。視覚提示のときだけ呼称できない。
4.触覚性失語:❌誤り。触覚提示のときだけ呼称できない。
5.健忘性失語:✅正答。モダリティによらず呼称(喚語)が障害される。
【試験対策ポイント】
呼称障害をモダリティで切り分ける。視覚(または触覚)だけで呼称できない=視覚性(触覚性)失語、特定モダリティで「認知」自体ができない=失認。これに対し、見ても触れても聞いても名前が出てこない=モダリティ非依存の喚語困難=健忘性失語。入力経路に依存するかどうかが鑑別の鍵。
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