STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第18回 言語聴覚士国家試験 第1問

リハ医学第18回

第18回 言語聴覚士国家試験 第1問(リハ医学)の正答は 1 です。ICF(国際生活機能分類)は、障害の有無にかかわらずすべての人の生活機能と障害を、「心身機能・身体構造」「活動」「参加」と背景因子(環境因子・個人因子)の相互作用でとらえる分類である。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
ICF(国際生活機能分類)の説明で正しいのはどれか。
  1. 1.すべての人に関する分類である。
  2. 2.ICD(国際疾病分類)の後継分類として作成された。
  3. 3.活動の否定的側面は機能障害である。
  4. 4.活動とは、生活・人生場面への関わりのことである。
  5. 5.背景因子は、主観的満足度と価値観とで構成される。

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:1番 — ICFはすべての人の生活機能を対象とする分類

ICF(国際生活機能分類)は、障害の有無にかかわらずすべての人の生活機能と障害を、「心身機能・身体構造」「活動」「参加」と背景因子(環境因子・個人因子)の相互作用でとらえる分類である。


【各選択肢の解説】
1.すべての人に関する分類である:✅正しい(=正答)。ICFは特定の集団でなく、あらゆる人の生活機能を記述する普遍的分類である。
2.ICDの後継分類:❌誤り。ICF(生活機能)とICD(疾病)は対象が異なる相互補完の関係であり、後継ではない。
3.活動の否定的側面は機能障害:❌誤り。活動の否定的側面は「活動制限」。機能障害は心身機能・身体構造の否定的側面。
4.活動=生活・人生場面への関わり:❌誤り。それは「参加」の定義。活動は「課題や行為の個人による遂行」である。
5.背景因子=主観的満足度と価値観:❌誤り。背景因子は「環境因子」と「個人因子」で構成される。


【試験対策ポイント】
ICFの構成要素は「心身機能・身体構造/活動/参加」の3レベルと、それに影響する背景因子(環境因子・個人因子)。否定的側面の用語が頻出で、心身機能・構造=機能障害、活動=活動制限、参加=参加制約と一対一で押さえる。ICD(疾病・死因の分類)との違いも問われやすい。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第18回 全問一覧

▶ リハ医学 の過去問一覧

スポンサーリンク