第18回 言語聴覚士国家試験 第136問
第18回 言語聴覚士国家試験 第136問(音声学)の正答は 2 です。子音の産出に関する誤りを問う。
正答:2番
初回正答率 54.2%標準
72人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
子音の産出に関する誤りを問う。摩擦音には有声音(声帯振動を伴う)も無声音もあるため「声帯振動を伴わない」は誤り。また接近音は摩擦音より声道の狭めが小さい(緩い)ため、「狭めの程度が大きい」も誤り。a・eが誤っている。
【各選択肢の解説】
a.摩擦音は声帯振動を伴わない:❌誤り。有声摩擦音([z][v][ʒ]など)は声帯振動を伴う。
b.両唇破裂音では閉鎖区間において口腔内圧が高まる:⭕正しい。唇の閉鎖で呼気がせき止められ口腔内圧が上がる。
c.破擦音では破裂の直後に摩擦区間が存在する:⭕正しい。閉鎖の開放後に摩擦が続く(破裂+摩擦)。
d.はじき(弾き)音では閉鎖が生じる:⭕正しい。ごく短い閉鎖(接触)が瞬間的に生じる。
e.接近音の方が摩擦音より狭めの程度が大きい:❌誤り。接近音は摩擦が生じない程度の緩い狭めで、摩擦音より狭めは小さい。
→ 誤っているのはa・eで、2番が正答となる。
【試験対策ポイント】
摩擦音は有声・無声の両方がある(「摩擦=無声」ではない)。狭めの程度は「破裂・破擦>摩擦>接近音」の順で、接近音は摩擦を生じない緩い狭め。破擦音=破裂+摩擦、弾き音=瞬間的閉鎖。構音方法ごとの声道の狭めの度合いを押さえる。
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