第19回 言語聴覚士国家試験 第135問
音声学第19回
第19回 言語聴覚士国家試験 第135問(音声学)の正答は 2 です。子音[s]の調音的特徴を問う問題である。
問題
[s]の説明として適切なのはどれか。
- 1.閉鎖を伴う。
- 2.持続性がある。 ✓
- 3.共鳴音である。
- 4.非肺気流音である。
- 5.後舌面で作られる。
正答:2番
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解説
■ 正答:2番 — [s]は持続性のある摩擦音である
子音[s]の調音的特徴を問う問題である。適切な記述を選ぶ。
【各選択肢の解説】
1. 閉鎖を伴う ❌
[s]は摩擦音であり、声道を完全に閉鎖する破裂音ではない。
2. 持続性がある ⭕(=正答)
[s]は狭めを保って気流を流し続ける摩擦音であり、持続して発音できる。これが正答である。
3. 共鳴音である ❌
[s]は気流が妨げられて雑音を生じる阻害音(摩擦音)であり、共鳴音ではない。
4. 非肺気流音である ❌
[s]は肺からの呼気で作る肺気流音である。
5. 後舌面で作られる ❌
[s]は舌端と歯茎で作る歯茎摩擦音であり、後舌面では作らない。
【試験対策ポイント】
[s]は無声・歯茎・摩擦音である。摩擦音は持続性をもち、破裂音(閉鎖を伴う)や共鳴音(鼻音・接近音)と区別される。調音点(歯茎)と調音法(摩擦)をセットで押さえる。
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