第19回 言語聴覚士国家試験 第136問
音声学第19回
第19回 言語聴覚士国家試験 第136問(音声学)の正答は 1 です。共通語(東京方言)の母音「ウ」の特徴を問う問題である。
問題
共通語(東京方言)の「ウ」の説明で適切なのはどれか。
a.狭母音である
b.無声化が生じる
c.円唇母音である
d.前舌母音である
e.舌端が口蓋に接触する
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 44.1%難問
59人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 共通語の「ウ」は狭母音であり、無声子音間で無声化が生じる
共通語(東京方言)の母音「ウ」の特徴を問う問題である。適切な組合せを選ぶ。
【各選択肢の解説】
a. 狭母音である ⭕
舌の位置が高い狭(高)母音であり、正しい。
b. 無声化が生じる ⭕
無声子音に挟まれた位置(「です」「すき」など)で無声化しやすく、正しい。
c. 円唇母音である ❌
共通語の「ウ」は唇の丸めが弱い非円唇(中舌寄り)の母音であり、典型的な円唇母音ではない。
d. 前舌母音である ❌
「ウ」は後舌~中舌の母音であり、前舌ではない。
e. 舌端が口蓋に接触する ❌
母音は調音器官が接触せず気流が妨げられないため、誤りである。
→ a・b の組合せである1番が正答となる。
【試験対策ポイント】
共通語の「ウ」は狭・後舌寄り・非円唇が特徴で、英語などの円唇[u]とは異なる。無声子音間での母音無声化(「ウ」「イ」で生じやすい)は日本語音声学の頻出事項である。
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