第19回 言語聴覚士国家試験 第50問
リハ医学第19回
職業リハビリテーションのサービスで誤っているのはどれか。
- 1.日常生活評価 ✓
- 2.職業指導
- 3.職業紹介
- 4.フォローアップ
- 5.保護雇用
正答:1番
解説
■ 正答:1番 — 日常生活評価
職業リハビリテーションのサービスは「職業的課題」に焦点を当てています。日常生活評価は職業リハビリテーションの直接的なサービス内容ではなく、むしろ医学的リハビリテーション(医療リハビリテーション)や生活リハビリテーションに属する評価です。職業リハビリテーションでは、職業適性評価、職業指導、職業訓練、職業紹介、雇用管理支援、フォローアップなどが中心となります。
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【各選択肢の解説】
1. 日常生活評価
❌ 誤り。日常生活評価は、日常生活動作(ADL)や自己管理能力を評価するもので、医学的リハビリテーションや生活リハビリテーションの領域です。職業リハビリテーションでは職業適性評価が行われます。
2. 職業指導
✅ 正しい。職業リハビリテーション専門職が障害者に対して職業的課題の解決方法や仕事への適応方法を指導するサービスです。職業的自立を実現するための重要なサービスです。
3. 職業紹介
✅ 正しい。ハローワークやリハビリテーションセンターが行う、適切な雇用先の開拓・紹介業務です。職業リハビリテーションの最終的な目標である就労実現の直接的なサービスです。
4. フォローアップ
✅ 正しい。就職後の定着支援、職場での問題解決支援、長期的な職業的適応をサポートするサービスです。職業リハビリテーションでは就労後の支援も重要な役割です。
5. 保護雇用
✅ 正しい。障害者が一般就労が困難な場合に、保護された職場環境(福祉工場など)での雇用を提供するサービスです。職業リハビリテーションの重要な選択肢です。
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【試験対策ポイント】
職業リハビリテーションのサービス体系
| サービス種別 | 内容 | 対象 |
|---|---|---|
| 職業相談 | 職業生活の課題解決相談 | 求職中の障害者 |
| 職業評価 | 適性・能力・職業的課題評価 | リハビリ施設利用者 |
| 職業指導・訓練 | 職業スキル・適応能力の習得 | 就労目指す障害者 |
| 職業紹介 | 求人企業への人材紹介 | 就職活動中の障害者 |
| フォローアップ | 就職後の職場定着支援 | 新規就職障害者 |
| 保護雇用 | 福祉工場などの保護職場 | 一般就労困難者 |
医学的リハビリテーションと職業リハビリテーションの区別
- 医学的リハビリテーション:日常生活評価・ADL評価・医学管理→身体的自立が目標
- 職業リハビリテーション:職業適性評価・職業指導・就職支援→職業的自立が目標
頻出ポイント:「日常生活評価」は職業リハビリテーション以前の段階(医療リハビリの領域)であるため、選択肢から除外されることが多い試験問題パターン