「精神医学」は分類上は臨床医学(基礎医学系)で、ST国試では毎回3〜4問コンスタントに出ます。範囲は広く見えますが、過去問を並べると出るテーマはほぼ決まっています——①精神症状の用語(幻覚・妄想・思路の障害・自我障害)、②依存・器質性精神障害(アルコール・覚醒剤・せん妄・コルサコフ・薬剤性錐体外路)、③気分障害(うつ病・双極性障害)、④神経症・不安障害・ストレス関連(パニック症・強迫症・PTSD・適応障害)、⑤統合失調症とパーソナリティ障害の5本柱です。暗記科目に見えますが、症状用語の定義と「その症状はどの疾患か」という対応を押さえれば、実は取りやすい安定得点源です。STにとっては失語症・高次脳機能障害・認知症との鑑別、心因性(機能性)発声障害・吃音の心理的背景、コミュニケーション障害の心理面で臨床とつながります(診断基準・数値・薬剤名は医学寄りのため要監修)。