MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第8問

人体の構造と機能第38回午前

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第8問(人体の構造と機能)の正答は 4 です。糸球体で濾過された原尿は、ボーマン囊→近位尿細管→ヘンレ係蹄→遠位尿細管→集合管の順に流れ、再吸収・分泌を受けて尿になる。

問題
原尿が通過する経路の順番として正しいのはどれか。
  1. 1. 集合管→近位尿細管→ヘンレ係蹄→遠位尿細管→ボーマン囊
  2. 2. 集合管→近位尿細管→遠位尿細管→ヘンレ係蹄→ボーマン囊
  3. 3. 近位尿細管→集合管→ボーマン囊→ヘンレ係蹄→遠位尿細管
  4. 4. ボーマン囊→近位尿細管→ヘンレ係蹄→遠位尿細管→集合管 ✓
  5. 5. ボーマン囊→近位尿細管→遠位尿細管→ヘンレ係蹄→集合管

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 79.4%やさしい

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同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — ボーマン囊→近位尿細管→ヘンレ係蹄→遠位尿細管→集合管

糸球体で濾過された原尿は、ボーマン囊→近位尿細管→ヘンレ係蹄→遠位尿細管→集合管の順に流れ、再吸収・分泌を受けて尿になる。起点がボーマン囊であること、ヘンレ係蹄が近位と遠位の間にあることの2点で選ぶ。


【各選択肢の解説】

1. 集合管→近位尿細管→ヘンレ係蹄→遠位尿細管→ボーマン囊
❌ 誤り。集合管とボーマン囊の位置が逆である。正しくはボーマン囊から始まり集合管で終わる。
2. 集合管→近位尿細管→遠位尿細管→ヘンレ係蹄→ボーマン囊
❌ 誤り。起点と終点が逆で、さらにヘンレ係蹄と遠位尿細管の順も逆である。正しくはボーマン囊→近位尿細管→ヘンレ係蹄→遠位尿細管→集合管である。
3. 近位尿細管→集合管→ボーマン囊→ヘンレ係蹄→遠位尿細管
❌ 誤り。原尿はボーマン囊に入ってから尿細管へ進む。正しくはボーマン囊が最初、集合管が最後である。
4. ボーマン囊→近位尿細管→ヘンレ係蹄→遠位尿細管→集合管
✅ 正しい(=正答)。近位尿細管で大部分の水・Na⁺・ブドウ糖などが再吸収され、ヘンレ係蹄で濃縮のための浸透圧勾配がつくられ、遠位尿細管・集合管で最終調節される。
5. ボーマン囊→近位尿細管→遠位尿細管→ヘンレ係蹄→集合管
❌ 誤り。ヘンレ係蹄と遠位尿細管の順が逆である。正しくはヘンレ係蹄が近位尿細管と遠位尿細管の間にある。

【試験対策ポイント】

  • 流れ:糸球体→ボーマン囊→近位尿細管→ヘンレ係蹄→遠位尿細管→集合管→腎盂→尿管→膀胱
  • 近位尿細管=再吸収の主役(ブドウ糖はほぼ全量)
  • 遠位尿細管=アルドステロンでNa⁺再吸収、集合管=ADH(バソプレシン)で水の再吸収
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