MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第57問

システム工学第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第57問(システム工学)の正答は 4 です。図は前向き要素2s・単位負帰還のブロック線図。

問題
ブロック線図に示すシステムの時定数[秒]はどれか。 ただし、s をラプラス変換の演算子とする。
第32回午前第57問 図
  1. 1. 0.25
  2. 2. 0.5
  3. 3. 1.0
  4. 4. 2.0 ✓
  5. 5. 4.0

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 37.5%参考値

16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 2.0

図は前向き要素2s・単位負帰還のブロック線図。閉ループ伝達関数は G/(1+G)=2s/(1+2s)。1次系は分母を 1+τs の形にしたときの sの係数が時定数τ なので、τ=2.0秒。

途中式

  • Y=2s(X−Y) → Y(1+2s)=2sX
  • Y/X=2s/(1+2s) → 分母1+2s → τ=2.0秒

【各選択肢の解説】

1. 0.25
❌ 誤り。図の系の時定数に合わない値。正しくは分母1+2sのsの係数で2.0秒。
2. 0.5
❌ 誤り。時定数2の逆数(1/τ=0.5)に当たり、折れ点の角周波数[rad/s]の値。正しくは時定数は2.0秒。
3. 1.0
❌ 誤り。図の系の時定数に合わない値。正しくは2.0秒。
4. 2.0
✅ 正しい。2s/(1+2s)の分母1+2sから τ=2.0秒(=正答)。分子にsがある微分形(ハイパス形)でも、応答の速さは分母で決まる。
5. 4.0
❌ 誤り。図の系の時定数に合わない値。正しくは2.0秒。

【試験対策ポイント】

  • 負帰還:閉ループ=G/(1+GH)(単位帰還はH=1)
  • 1次系は分母を 1+τs に整えてsの係数を読む:K/(1+τs)(1次遅れ)もKτs/(1+τs)(微分形)も同じ
  • 時定数=ステップ応答が変化分の約63%に達する時間
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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