第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第62問
第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第62問(システム工学)の正答は 4 です。ネガティブフィードバック制御は、出力(制御量)を計測して目標値と比べ、その差(偏差)を小さくするよう操作する閉ループ制御。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d ✓
- 5. d、e
正答:4番
初回正答率 52.4%参考値
21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
ネガティブフィードバック制御は、出力(制御量)を計測して目標値と比べ、その差(偏差)を小さくするよう操作する閉ループ制御。目標値が変わっても偏差をもとに追従でき(c)、偏差を用いて制御する(d)。
【各選択肢の解説】
a.開ループ制御系である。
❌ 誤り。出力を入力側へ戻して比べるので閉ループ制御系。正しくはネガティブフィードバック制御は閉ループ制御系で、開ループなのはシーケンス制御やフィードフォワード制御である。
b.出力の計測が不要である。
❌ 誤り。出力を計測して目標値と比べることがフィードバック制御の前提。正しくは出力(制御量)の計測が必要である。
c.目標値が変化しても制御できる。
✅ 正しい。偏差をもとに操作するので、目標値が変わればそれに追従する(追値制御)。
d.目標値と制御量の差を用いて制御する。
✅ 正しい。目標値と制御量の差(偏差)を0に近づけるように操作量を決める。
e.フィードフォワード制御よりも外乱の影響に弱い。
❌ 誤り。フィードフォワード制御は前もって測れる外乱しか補正できない。正しくはフィードバック制御は、予測できない外乱でも出力に表れた影響を検出して補正できるため、外乱の影響に強い。
❌ 誤り。a・bとも誤り。正しくはc・d。
❌ 誤り。a・eとも誤り。正しくはc・d。
❌ 誤り。b(出力の計測は必要)が誤り。正しくはc・d。
✅ 正しい(=正答)。正しい記述c・dの組合せ。
❌ 誤り。e(外乱に弱い)が誤り。正しくはc・d。
【試験対策ポイント】
| フィードバック制御 | フィードフォワード制御 | |
|---|---|---|
| 構造 | 閉ループ | 開ループ |
| 出力の計測 | 必要 | 不要(外乱を測る) |
| 予測できない外乱 | 補正できる | 補正できない |
| 応答 | 出力に影響が出てから補正 | 影響が出る前に先回り |
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