MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第12問

循環器系第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第12問(循環器系)の正答は 1 です。二次性高血圧はホルモンの過剰や腎の障害が原因で起こる。

問題
二次性高血圧症の基礎疾患でないのはどれか。
  1. 1. アジソン病 ✓
  2. 2. クッシング症候群
  3. 3. 甲状腺機能亢進症
  4. 4. 原発性アルドステロン症
  5. 5. 糸球体腎炎

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 56.3%参考値

16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — アジソン病

二次性高血圧はホルモンの過剰や腎の障害が原因で起こる。アジソン病は副腎皮質ホルモン(コルチゾール・アルドステロン)が不足する病気で、Na喪失と循環血液量の減少からむしろ低血圧になる。


【各選択肢の解説】

1. アジソン病
✅ 正しい(=正答)。二次性高血圧の基礎疾患でない。副腎皮質機能低下でアルドステロンが不足し、Naと水が失われて低血圧・低Na血症・高K血症を来す。
2. クッシング症候群
❌ 誤り。正しくは二次性高血圧の基礎疾患となる。コルチゾール過剰がNa・水の貯留や血管の昇圧物質への反応性を高め、高血圧を起こす。
3. 甲状腺機能亢進症
❌ 誤り。正しくは二次性高血圧の基礎疾患となる。心拍数・心拍出量が増え、収縮期血圧が上がり脈圧が大きくなる。
4. 原発性アルドステロン症
❌ 誤り。正しくは二次性高血圧の基礎疾患となる。アルドステロン過剰でNaと水が貯留し、高血圧と低K血症を来す。二次性高血圧のなかで頻度の高い内分泌性の原因である。
5. 糸球体腎炎
❌ 誤り。正しくは二次性高血圧の基礎疾患となる(腎実質性高血圧)。糸球体濾過の低下でNa・水が貯留し、レニン-アンジオテンシン系も関与する。

【試験対策ポイント】

副腎皮質の状態疾患血圧
機能亢進クッシング症候群・原発性アルドステロン症高血圧
機能低下アジソン病低血圧
  • 二次性高血圧の原因:腎実質性(糸球体腎炎など)・腎血管性・内分泌性(原発性アルドステロン症・クッシング症候群・褐色細胞腫・甲状腺機能亢進症)
  • 同じ副腎でも「亢進=上がる/低下=下がる」の対で見分ける
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