第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第68問
第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第68問(呼吸療法装置)の正答は 4 です。用手換気装置(バッグ)は患者側で回路を外し、気道に直接つながる口に接続する。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d ✓
- 5. d、e
正答:4番
初回正答率 77.3%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
用手換気装置(バッグ)は患者側で回路を外し、気道に直接つながる口に接続する。図で患者側の接続口になるのは、カテーテルマウントのYピース側の端(c)と、気管チューブコネクタの上端(d)である。
【各選択肢の解説】
図の読み:人工呼吸器 → 吸気回路(途中に加温加湿器) → Yピース → カテーテルマウント → 気管チューブコネクタ → 気管チューブの順につながる。cはカテーテルマウントの左端(Yピースにはまる側)、dは気管チューブコネクタの上端(カテーテルマウントがはまる側)、eは気管チューブ本体の先端(コネクタを差し込む側)を指す。
a.吸気回路の人工呼吸器接続部
❌ 接続できない。正しくはここは人工呼吸器の吸気口側で、バッグをつないでも回路を通って患者に届く前に呼気回路側から抜け、換気にならない。
b.Yピースの吸気回路接続部
❌ 接続できない。正しくはここは吸気回路の管がはまる口で、バッグをつないでもYピースの呼気側へ抜け、換気にならない。
c.カテーテルマウント(フレックスチューブ)のYピース接続部
✅ 接続できる。Yピースを外したカテーテルマウントの端は患者の気道にだけ通じており、バッグの患者側コネクタをはめて換気できる。
d.気管チューブコネクタ
✅ 接続できる。気管チューブコネクタは呼吸回路やバッグを接続するための標準の口で、カテーテルマウントを外してバッグを直接つなげる。
e.気管チューブの気管チューブコネクタ接続部
❌ 接続できない。正しくはここはコネクタを差し込むためのチューブ本体の端で、バッグなどを直接つなぐ形になっていない。
❌ 誤り。a・bはどちらも人工呼吸器側の回路で換気にならない。正しくはc・dの組合せ。
❌ 誤り。aもeも接続できない。正しくはc・dの組合せ。
❌ 誤り。bは人工呼吸器側の回路。正しくはc・dの組合せ。
✅ 正しい。どちらも患者の気道に直接通じる接続口である(=正答)。
❌ 誤り。eはコネクタを差し込む部分で接続できない。正しくはc・dの組合せ。
【試験対策ポイント】
- バッグはYピースより患者側で回路を外してつなぐ(人工呼吸器側では呼気側へ抜ける)
- 気管チューブコネクタの上端は、回路・バッグ共通の標準の接続口
- 気管チューブ本体の端はコネクタを差すところで、機器を直接つなぐ口ではない
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