第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第17問
腎・泌尿器・生殖器系第34回午前
第34回 臨床工学技士国家試験 午前 第17問(腎・泌尿器・生殖器系)の正答は 3 です。ネフローゼ症候群は糸球体から大量の蛋白が尿に漏れ、血液中のアルブミンが減る病態である。
問題
ネフローゼ症候群でみられるのはどれか。
a.タンパク尿
b.易出血性
c.高血圧
d.浮腫
e.高コレステロール血症
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e ✓
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:3番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 70%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番(a・d・e)
ネフローゼ症候群は糸球体から大量の蛋白が尿に漏れ、血液中のアルブミンが減る病態である。その結果、蛋白尿・低アルブミン血症・浮腫・脂質異常症(高コレステロール血症)がそろう。
【各選択肢の解説】
a.タンパク尿
✅ みられる。1日3.5 g以上の持続する蛋白尿が診断の必須項目である(成人ネフローゼ症候群の診断基準・厚生労働省 進行性腎障害に関する調査研究班 2011年)。
b.易出血性
❌ みられない。正しくは凝固因子の増加や抗凝固因子の尿中への喪失で血栓ができやすくなる。
c.高血圧
❌ 特徴でない。正しくは高血圧は血尿とともに腎炎症候群の特徴で、ネフローゼ症候群の診断項目には入らない。
d.浮腫
✅ みられる。低アルブミン血症で血漿の膠質浸透圧が下がり、水分が血管外へ出る。
e.高コレステロール血症
✅ みられる。低アルブミン血症を補おうと肝臓のリポ蛋白合成が高まる。
1. a、b、c
❌ 誤り。b・cを含む。正しくはa・d・eの組合せ。
❌ 誤り。b・cを含む。正しくはa・d・eの組合せ。
2. a、b、e
❌ 誤り。bを含む。正しくはa・d・eの組合せ。
❌ 誤り。bを含む。正しくはa・d・eの組合せ。
3. a、d、e
✅ 正しい。蛋白尿・浮腫・高コレステロール血症はネフローゼ症候群の主な所見である(=正答)。
✅ 正しい。蛋白尿・浮腫・高コレステロール血症はネフローゼ症候群の主な所見である(=正答)。
4. b、c、d
❌ 誤り。b・cを含み、aを欠く。正しくはa・d・eの組合せ。
❌ 誤り。b・cを含み、aを欠く。正しくはa・d・eの組合せ。
5. c、d、e
❌ 誤り。cを含み、必須のaを欠く。正しくはa・d・eの組合せ。
❌ 誤り。cを含み、必須のaを欠く。正しくはa・d・eの組合せ。
【試験対策ポイント】
| ネフローゼ症候群 | 腎炎症候群 | |
|---|---|---|
| 中心の所見 | 大量の蛋白尿・低アルブミン血症 | 血尿 |
| 浮腫 | 強い | あり |
| 高血圧 | 診断項目にない | 特徴 |
| 脂質 | 高コレステロール血症 | — |
- 診断の必須項目は蛋白尿と低アルブミン血症。浮腫と脂質異常症は参考項目
- 出血でなく血栓の傾向
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