第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第20問
腎・泌尿器・生殖器系第38回午前
第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第20問(腎・泌尿器・生殖器系)の正答は 4 です。糖尿病性腎症は、高血糖による代謝異常と糸球体の過剰濾過などの血行動態の異常が本態で、免疫の関与は小さい。
問題
免疫の関与が小さいのはどれか。
- 1. 膜性腎症
- 2. IgA 腎症
- 3. ループス腎炎
- 4. 糖尿病性腎症 ✓
- 5. 膜性増殖性糸球体腎炎
正答:4番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 67.9%参考値
28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 糖尿病性腎症
糖尿病性腎症は、高血糖による代謝異常と糸球体の過剰濾過などの血行動態の異常が本態で、免疫の関与は小さい。他の4つは免疫複合体の沈着や自己抗体などの免疫機序で起こる糸球体腎炎である。
【各選択肢の解説】
1. 膜性腎症
❌ 誤り。正しくは糸球体基底膜の上皮下に免疫複合体が沈着して起こり、免疫が関与する。
❌ 誤り。正しくは糸球体基底膜の上皮下に免疫複合体が沈着して起こり、免疫が関与する。
2. IgA腎症
❌ 誤り。正しくはメサンギウム領域にIgAが沈着して起こり、免疫が関与する。
❌ 誤り。正しくはメサンギウム領域にIgAが沈着して起こり、免疫が関与する。
3. ループス腎炎
❌ 誤り。正しくは全身性エリテマトーデス(SLE)の自己抗体による免疫複合体が糸球体に沈着して起こり、免疫が関与する。
❌ 誤り。正しくは全身性エリテマトーデス(SLE)の自己抗体による免疫複合体が糸球体に沈着して起こり、免疫が関与する。
4. 糖尿病性腎症
✅ 正しい(=正答)。高血糖による糸球体の過剰濾過やメサンギウム基質の増加(結節性病変=キンメルスチール・ウィルソン病変)が原因で、免疫機序によらない。
✅ 正しい(=正答)。高血糖による糸球体の過剰濾過やメサンギウム基質の増加(結節性病変=キンメルスチール・ウィルソン病変)が原因で、免疫機序によらない。
5. 膜性増殖性糸球体腎炎
❌ 誤り。正しくは免疫複合体の沈着や補体の活性化で起こり、免疫が関与する(低補体血症を伴うことが多い)。
❌ 誤り。正しくは免疫複合体の沈着や補体の活性化で起こり、免疫が関与する(低補体血症を伴うことが多い)。
【試験対策ポイント】
| 疾患 | 主な機序 |
|---|---|
| IgA腎症 | メサンギウムへのIgA沈着 |
| 膜性腎症 | 上皮下の免疫複合体 |
| ループス腎炎 | SLEの自己抗体・免疫複合体 |
| 膜性増殖性糸球体腎炎 | 免疫複合体・補体 |
| 糖尿病性腎症 | 代謝・血行動態の異常(免疫によらない) |
糖尿病性腎症はわが国の透析導入の原疾患で第1位(日本透析医学会 統計調査)。
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