第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第44問
第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第44問(医用機器の安全管理)の正答は 1 です。直列システムは1つでも壊れれば全体が止まるため、信頼度は各要素の積になり低下する。
- 1. a、b ✓
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:1番
初回正答率 72.2%参考値
18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
直列システムは1つでも壊れれば全体が止まるため、信頼度は各要素の積になり低下する。アベイラビリティは使える時間の割合=MTBF/(MTBF+MTTR)。MTBFとMTTRの中身の入れ替えがひっかけ。
【各選択肢の解説】
a.機器を直列に接続するとシステムの信頼度は低下する。
✅ 正しい。R=R₁×R₂×…で、各Rは1以下なので積は個々より小さくなる。
b.定常アベイラビリティは機器が利用できる時間的割合を表す。
✅ 正しい。動いている時間(MTBF)を、動いている時間+修理時間(MTTR)で割った値。
c.MTBF は修理に要した時間の平均値を表す。
❌ 誤り。修理時間の平均はMTTR。正しくはMTBFは平均故障間隔(故障から次の故障までの無故障時間の平均)。
d.MTTR は故障と故障との間の無故障時間の平均値を表す。
❌ 誤り。無故障時間の平均はMTBF。正しくはMTTRは平均修復時間。
e.故障率は初期故障期間より偶発故障期間の方が高い。
❌ 誤り。正しくはバスタブ曲線で偶発故障期間の故障率が低く一定、初期故障期間はそれより高く時間とともに下がる。
✅ 正しい(=正答)。どちらも正しい記述。
❌ 誤り。eは向きが逆。正しくはa・b。
❌ 誤り。cはMTTRの説明。正しくはa・b。
❌ 誤り。MTBFとMTTRが入れ替わっている。正しくはa・b。
❌ 誤り。dはMTBFの説明・eは向きが逆。正しくはa・b。
【試験対策ポイント】
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| MTBF | 平均故障間隔(長いほど良い) |
| MTTR | 平均修復時間(短いほど良い) |
| アベイラビリティ | MTBF/(MTBF+MTTR) |
| 直列 | R=R₁R₂(下がる) |
| 並列 | R=1-(1-R₁)(1-R₂)(上がる) |
- バスタブ曲線:初期故障(減少)→偶発故障(低く一定)→摩耗故障(増加)
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