第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第64問
第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第64問(呼吸療法装置)の正答は 3 です。動脈血液ガスの基準値の知識。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e ✓
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:3番
初回正答率 78.3%参考値
23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
動脈血液ガスの基準値の知識。BEは酸塩基平衡の目安(a)、PaCO₂は35〜45 mmHg(d)、PaO₂は加齢で低下するので基準値が年齢で異なる(e)。pHとHCO₃⁻の数値が誤り。
【各選択肢の解説】
a.ベースエクセス(BE)は酸塩基平衡の目安となる。
✅ 正しい。BEは血液のpHを7.40に戻すのに要る酸・塩基の量で、代謝性の酸塩基平衡の指標になる。基準値は0±2 mEq/L。
b.pHの基準値は7.00である。
❌ 誤り。7.00は高度のアシデミア。正しくは7.40(7.35〜7.45)。
c.HCO₃⁻の基準値は20±2 mEq/Lである。
❌ 誤り。正しくは24±2 mEq/L(22〜26 mEq/L)。
d.CO₂分圧の基準値は35〜45 mmHgである。
✅ 正しい。PaCO₂は肺胞換気量で決まり、基準値は40±5 mmHg(35〜45 mmHg)である。
e.酸素分圧の基準値は年齢により異なる。
✅ 正しい。加齢で肺の換気血流比の不均等が増すため、PaO₂は年齢とともに低下する。
❌ 誤り。b・cとも誤った記述。正しくはa・d・e。
❌ 誤り。bが誤った記述。正しくはa・d・e。
✅ 正しい(=正答)。a・d・eとも正しい記述である。
❌ 誤り。b・cとも誤った記述。正しくはa・d・e。
❌ 誤り。cが誤った記述。正しくはa・d・e。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 基準値 |
|---|---|
| pH | 7.40(7.35〜7.45) |
| PaCO₂ | 40 mmHg(35〜45) |
| PaO₂ | 80〜100 mmHg(加齢で低下) |
| HCO₃⁻ | 24 mEq/L(22〜26) |
| BE | 0±2 mEq/L |
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