OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第50回 作業療法士国家試験 午後 第11問

作業療法治療学第50回午後

第50回 作業療法士国家試験 午後 第11問(作業療法治療学)の正答は 4 です。④は座面の前方中央の盛り上がりで、両大腿の間に入って股関節の内転(はさみ状肢位)を防ぐ内転防止パッドである。

問題
座位保持装置の写真(別冊No.3)を別に示す。番号と名称の組合せで正しいのはどれか。
第50回午後第11問 図
  1. 1. ① ―――― バックサポート
  2. 2. ② ―――― サイドガード
  3. 3. ③ ―――― 体幹ベルト
  4. 4. ④ ―――― 内転防止パッド ✓
  5. 5. ⑤ ―――― レッグサポート

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — ④ ―――― 内転防止パッド

④は座面の前方中央の盛り上がりで、両大腿の間に入って股関節の内転(はさみ状肢位)を防ぐ内転防止パッドである。各矢印が指す部品を、位置と形から名前と対応させる。


【各選択肢の解説】

1. ① ―――― バックサポート
❌ 誤り。①は背もたれの上に付いた、頭を後ろから支える部品である。正しくはヘッドサポート。バックサポートは背もたれ(ピンクの背部分)を指す。
2. ② ―――― サイドガード
❌ 誤り。②は背もたれの横から前に出た、腕をのせる木製の部品である。正しくはアームサポート。サイドガードは座面の横で体や衣服が車輪などに触れないよう覆う板を指す。
3. ③ ―――― 体幹ベルト
❌ 誤り。③は座面と背もたれの境目あたり、腰の高さを通るベルトである。正しくは骨盤ベルト。体幹ベルトは胸の高さを通るベルト(写真で胸部を囲むベルト)を指す。
4. ④ ―――― 内転防止パッド
✅ 正しい(=正答)。座面中央の前方にあり、両大腿の間に位置して股関節の内転を防ぐ。痙直型脳性麻痺などで下肢がはさみ状に交差するのを防ぐために用いる。
5. ⑤ ―――― レッグサポート
❌ 誤り。⑤は足底をのせる板である。正しくはフットサポート。レッグサポートは下腿を後ろから支える部品を指す。

【試験対策ポイント】

部位部品
頭ヘッドサポート
背バックサポート
胸の高さのベルト体幹ベルト(胸ベルト)
腰の高さのベルト骨盤ベルト
両大腿の間内転防止パッド
腕アームサポート
足底フットサポート
下腿の後ろレッグサポート
  • ベルトは通る高さ(胸か骨盤か)で名前が変わる。
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